ニセコや野沢温泉村など、インバウンドスキーによるスノーリゾートが注目を集める昨今。日本の雪質の良さを求め、毎年、多くの人が海外から日本を訪れています。そうした影響も受け、広大な自然の中を風を感じながら滑り抜けることができるスキーは、今国内でも新たなブーム到来の予感です。
スウェーデン発のアウトドアブランドPeak Performance(以下、ピークパフォーマンス)は自然からインスパイアされたビビットなカラーが人気のブランド。カラフルで高機能なウェアを着て、最高の雪質の中を滑るスペシャルなツアーが開催されました。
場所は白馬三山を臨む白馬岩岳マウンテンリゾート。いざ出発です!
白馬は東京からおよそ4時間、長野駅からの特急バスなども便利で、思いの外ラクチンにスノーパウダーの世界に到着です。ウィンターシーズンの白馬はまるで異国の地。多くの外国人でにぎわう様子を目にし、気持ちが高鳴ります。
今回のツアーではプロライダーによるレッスンもあり、初心者から経験者まで、しっかりと滑り方を確認してスキー体験に臨むことができます。
まずは、プロライダーによるデモンストレーションの披露から。プロ3人の滑りをこんな間近で見れるなんて経験なかなかできません!
デモンストレーションの後は、いよいよ私たちもゲレンデへ! 38年ぶりにリニューアルされた新ゴンドラリフトは乗り心地も快適。あっという間にピークエリアへ到達です。
大きくマウンテンサイドとビレッジサイドに分かれた白馬岩岳マウンテンリゾートでは、さまざまなバリエーションのコースで滑りが楽しめます。最低でも1泊2日、出来れば2泊3日ぐらいで、白馬の街とともに堪能するのがおススメです。
ボーゲン、パラレル、といった滑り方。さらには、体重移動の際の重心の位置など、プロにおそわりながらのレッスンは目からうろこ。いかに自己流の滑り方が不安定で、エネルギーを無駄に使って滑っていたのかを痛感しました。スキーは生涯スポーツ。しっかりとした滑り方を覚えることで、長く楽しむことができるのも魅力ですね。
多くの海外旅行者が再評価することで注目を集めているスキーですが、スキーウェアの進歩も再ブームのきっかけに。機能性はもちろんですが、一面の雪景色の中、鮮やかに映えるカラフルでかわいいスキーウェアは滑る喜びだけでなく、着る楽しみ、そして撮影する楽しみに。若い世代からも多くの指示を集めています。
ピークパフォーマンスの今シーズンのラインナップも女性らしい華やかさと自然由来の柔らかな色彩からなるわくわくするようなアイテムが並んでいます。
白馬岩岳マウンテンリゾートには、ゆったりくつろげる山頂テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」も。さらには、HAKUBA S-CLASSを利用すれば「専⽤ゲートからのゴンドラへのエクスプレス搭乗」、「専⽤クラブハウス利⽤」など、さまざまな特典が受けられます。
そうして存分に滑っていると、時間はあっという間に過ぎてしまいます。参加したメンバー全員が名残惜しそうにスキー場を後にしました。日本国内の2024−2025のスキーシーズンもそろそろ終盤。白馬岩岳マウンテンリゾートも3月30日をもって、ウィンターシーズンを閉幕しました。
少年時代以来、久しぶりにスキーを滑った著者でしたが、ハードもサービスも、当時のスキーよりも何倍にも楽しみが増していたように感じます。シーズンごとに盛り上がりを見せ、進化を続けるスキーカルチャー。2025年の冬は“大人のスキー”を始めないと損かも。
Peak Performance
https://peakperformance.jp/
文=CREA編集部