伊勢市民のソウルフード「モリスパ」とは?「喫茶モリ」で50年以上愛されるレトロな味を満喫♪

  • 2025年5月19日
  • ことりっぷ


伊勢市民に愛される喫茶店グルメ「モリスパ」をご存じでしょうか。見た目は名古屋の喫茶店でよく見かける「鉄板ナポリタン」のようですが、ソースや焼き方など、オリジナリティを追求していて、今では伊勢市民にソウルフードと称されるまでに。50年以上変わらない味を守り続けるお店を訪ねてみました。
伊勢神宮の最寄り駅である近鉄・宇治山田駅は、参宮急行電鉄(現在の近鉄)の終着駅として昭和6年に建設され、当時の駅舎が今も大切に使われている歴史ある駅。テラコッタの外壁や格子窓、スペイン瓦など、スパニッシュ様式を取り入れた建物は国の登録有形文化財にも指定されています。
こちらのお店の名物となっているのが、ほとんどの人がオーダーするという「鉄板スパゲティ」。ナポリタンを鉄板の上に盛り、そこに卵液を流し入れ焼き上げて仕上げる料理で、熱々になった鉄板ごと提供します。ナポリタンの具材はマッシュルームとグリーンピース、赤ウインナーのみ。ケチャップベースのオリジナルソースがしっかり濃厚で、味の決め手となっています。
この鉄板スパゲティは50年以上前からメニューにあり、現在では「モリスパ」と呼ばれ親しまれるまでになりましたが、現在その味を守るのは、二代目店主の濱口さん。たまたまこの店の隣で喫茶店を営んでいたことをきかっけに、高齢となった先代から20年ほど前に店を受け継ぎ、この鉄板スパゲティのレシピもそのまま伝授してもらいました。
ほかにもサンドイッチやトースト、パフェなど、ほかにもお店には、昔ながらの喫茶店らしい、定番メニューがあり、どれも50年以上前から変わらないメニューばかりです。お店に掲げられているメニュー表も値段以外は昔のままなのだとか。「モリスパ」と一緒に楽しむならミックスジュースやバナナジュースがおすすめですよ。

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