
パフェ専門店「PARFAIT de MERRILY(パルフェ・ド・メリリー)」が3月28日、大阪城公園の南側に広がる難波宮跡公園内にオープンした商業施設「なノにわ」に移転リニューアル。自慢のパフェはそのままに、ランチ、テイクアウトメニューも提供するカフェに進化しました。新たに登場したランチはミニパフェ付き。テイクアウトすれば、目の前の芝生広場でピクニックを楽しめます。
2025年3月28日に商業施設「なノにわ」がオープン。大阪の人気店を中心に13軒の飲食店が集まり、そのうちのひとつが「PARFAIT de MERRILY」です。
大阪メトロ谷町線・中央線谷町四丁目駅9番出口から徒歩1分、谷町四丁目駅は東梅田駅から電車で6分の距離。都会の真ん中にありながら、自然を感じられるロケーションです。
大阪の南船場にあったパフェ専門店「PARFAIT de MERRILY」が「なノにわ」に移転したのを機にメニューを一新。新たにランチやケーキ、テイクアウトメニューが加わりました。
店内は以前の店のテイストを踏襲。白×グレー×ベージュを基調とした家具と植物が調和した、気持ちのいい空間です。窓際のテーブル席にあるワイヤーの椅子には大きなクッションが。上からふわっと座るとクッションに包み込まれる心地よさを感じるので、ぜひ。
店内奥の壁には、これまで提供してきたパフェのイラストがずらりと並び、まるでパフェの図鑑のよう。フルーツが入れ替わるだけでなく、それぞれのフルーツに合わせて素材の組み合わせや盛り付けが考え抜かれているのが伝わってきます。
パフェのコンセプトは『食べ始めるその一口目から、最後の一口までずっと美味しい!』。開業時からパティシエと店長が季節のフルーツをどのように楽しんでもらえるかを追求し、試作と試食を重ねながら一つひとつ丁寧に考案しているそうです。
定番パフェは1年を通して安定して手に入りやすい柑橘類やリンゴを使ったパフェ。ほか、季節替わりのパフェが2種登場します。2025年春の季節限定パフェは「いちごと紅茶のパフェ(2480円)」、「いちごのモンブラン プティパフェ ドリンクセット(2300円)」です。
柑橘類が好きな人におすすめしたいのは、オレンジ、グレープフルーツ、ピンクグレープフルーツの果肉が美しく盛り付けられた「大人の4種のシトラスパフェ」。
トッピングのレモンチップスは苦めなのでお口直しに。ほどよい甘苦さが、口内をすっきりさせてくれます。レモンは他にレモンカード、レモンソース、はちみつレモンなどに加工され、パフェの中に潜んでいます。
甘酸っぱいフルーツとバランスを取るようにバニラのアイスクリーム、純生クリームなどが添えられていますが、基本的に甘さ控えめで、すっきりした味わい。
サクサク香ばしいラングドシャ、カリッとしたアクセントになるドライフランボワーズ、シャリシャリ食感のダークチョコのフィアンティーヌなど、食べ進めるごとに味わい、食感も変化するので、大きなサイズでも飽きることなく食べ切れます。
「林檎のパフェ」は、フレッシュなりんご、りんごのコンポート、りんごジャム、カラメルりんごと、りんごを4つの味わいで堪能できる一品。りんごと相性のいい紅茶はアイスやゼリーに。レモンのシャーベットとのハーモニーも絶妙です。
ひとくちごとに異なる味わいを楽しめるのも魅力。たとえばりんごのコンポートとシナモンクランブルを一緒に食べるとアップルパイ、カラメルりんごとダマンドが合わさるとタルトタタンのような味わいに。
グラスの底は白ぶどうのゼリー。最後のひとくちが爽やかなのも、こちらのパフェの特徴です。
ランチはメインがキッシュとマフィンから選べ、マフィンなら4~5種から好きな2種が選べます。それぞれサラダ、スープ、フルーツ、デリ1品、ドリンク、そしてミニサイズの季節のパフェ付き。
全体のボリューム感がほどよく、食事もパフェも両方味わいけど食べ切れるか心配…そんな人にぴったりです。
テイクアウトできるのは、マフィン、キッシュから選べるランチボックスやフルーツサンド、チーズケーキなどのケーキ類。施設内の芝生広場にレジャーシートを広げて、ピクニック気分を味わうのもいいですね。
パフェだけでなく、自家製のケーキも4~5種用意。イートイン、テイクアウトどちらでも味わえます。
「PARFAIT de MERRILY」がある難波宮跡公園は、飛鳥~奈良時代にかけて、大阪が日本の都であったことを示す宮殿の跡が発掘され、現在は復元された太極殿の基壇や八角形の前期難波宮跡があるものの、そのほとんどは芝生エリア。商業施設「なノにわ」ができる前からピクニックスポットとして親しまれる、のどかな公園で北を向くと大阪城が見えます。
お天気がよければ、ぜひランチやスイーツをテイクアウトしてピクニックを楽しんでくださいね。