朝8時からオープン♪ 京都の城下町に佇むレトロなカフェで自家焙煎コーヒーをゆったりと/ 福知山市「Copitos de nieve」

  • 2025年4月23日
  • ことりっぷ


京都駅から電車で約1時間30分。レトロさんぽが楽しい、福知山の城下町で密かににぎわいをみせるカフェがあります。お客さんを虜にしているのは、エクアドル出身の店主が淹れる自家焙煎コーヒーと、奥様が作る自家製スイーツ。朝8時から楽しめるモーニングもあり、しっかり、おいしく、心とお腹を満たしてくれますよ♪
福知山駅から北へ、のんびり歩くこと約15分。城下町の面影を残す、情緒あふれる町家が並ぶ一角に、「Copitos de nieve (コピートス デ ニエベ)」はひっそりと佇んでいます。
建物は、昭和初期に創業した元ガラス屋さんをリノベーションしたもの。昭和の薫り漂う木の扉やゆらぐガラスに出迎えられ、まるでタイムスリップしたよう。
店内は、木のぬくもりに包まれたナチュラルな空間。ホルヘさんと愛子さんが交わすスペイン語がふんわりと響いています。
お店の一角には、 エクアドルの雑貨が並び、ホルヘさんがコーヒーを学んだときの資料も展示されています。
アルパカの毛を使ったくまさんのぬいぐるみは、驚くほどふわっふわ。抱きしめたときの毛並みがあまりに心地よくて、離したくなくなるかも。
こちらは、ホルヘさんがコーヒーを焙煎するコーナー。お店を閉めた後、ここで毎晩焙煎しているのだとか。
もともとホルヘさんは、エクアドルでコーヒー農家の人に栽培方法を教える営農指導をしていたプロ。第2の人生の舞台は、ここ福知山で。質の高いエクアドル産のコーヒー豆を、できる限りベストな状態で届けたいという想いを込めて、丁寧に自家焙煎しています。
お店の自慢は、ドリップコーヒー。注文を受けてから、ホルヘさんが豆を丁寧に挽き、一杯ずつハンドドリップで淹れてくれます。
コーヒーの淹れ方は、お湯の注ぎ方とタイミングがポイント。水面が落ち着いてきたら、円を描くようにゆっくりと注ぐ。苦味、酸味、アロマ、そのバランスを見極めながら、3回に分けて、丁寧に“ぐるぐる”と「おいしくなあれ♪」の魔法をかけていきます。
朝8時から11時まで楽しめるモーニングは2種類。人気の「モーニングBセット」は、焼きたてトーストにゆで卵、シャキシャキのサラダ、厚切りベーコン、キャロットラペまでついた満足プレートです。自家製マヨネーズのやさしい味わいも嬉しいポイント。
そして、小腹が空いたときやブランチにおすすめなのが「クロックムッシュ」。とろけるチーズと香ばしいパン、こっくりおいしい自家製ベシャメルソースが重なり、ひとくちごとに笑顔がこぼれるおいしさ。
ファンが多い、愛子さんお手製のテリーヌは、コーヒーが主役になるよう甘さ控えめに仕上げた大人のスイーツ。
材料はチョコレート、卵、バター、そしてほんの少しのお砂糖だけ。小麦粉は使わず、しっとり濃厚なのに後味はすっきり。一口ごとに、コーヒーの香りと心地よく溶け合います。
異国の非日常感と、オーナー夫婦のぬくもりがあふれる「Copitos de nieve 」。京都駅から少し足を伸ばして、心満たされるコーヒーの旅をしてみませんか?

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