神田明神のお参りのあとに立ちよってほっと一息♪境内で江戸の情緒を楽しむカフェとショップ

  • 2024年9月23日
  • ことりっぷ


粋でいなせな江戸っ子たちの守り神として親しまれる神田明神は海外からの参拝客も多く、広い境内はいつも多くの人々で賑わいます。境内の一角にはカフェ「EDOCCO CAFÉ MASU MASU(江戸っ子カフェ マスマス)」とショップ「EDOCCO SHOP IKIIKI(江戸っ子ショップ イキイキ)」があり、のんびりとランチをいただいた後にお土産も探すことができます。神社の雰囲気を楽しみながら過ごす2つのお店をご紹介します。
天平二年(七百三十年)に創建された神田明神は神田・日本橋・秋葉原・大手町・丸の内地区の氏神さまで、約1300年もの歴史があります。ご祭神は縁結びの神様でもあるだいこく様「大己貴命(おおなむちのみこと)」、商売繁盛のえびす様「少彦名命(すくなひこなのみこと)」、除災厄除の神様「平将門命(たいらのまさかどのみこと)」です。参道の鳥居をくぐるとすぐに朱塗りのあでやかな隋神門が見えてきます。その左手にある手水舎で清めてから門をくぐります。
徳川幕府をひらいた徳川家康が天下分け目の関ヶ原の戦いの合戦の前に、ここで先勝祈願をして天下統一への道を開いたことから江戸の庶民にも広く親しまれたといわれています。5月中旬には天下祭りとして知られる日本三大祭りの一つ神田祭が、例祭として行われ、勇壮な掛け声とともに町内ごとの神輿(みこし)がいくつも奉納されます。
広い境内には文化体験施設やホールなどの複合施設・神田明神文化交流館があり、「EDOCCO CAFÉ MASU MASU」と「EDOCCO SHOP IKIIKI」はここの1階です。
神社建築様式の一部を取り入れ、まるで神社の屋根のように木を組む佇まいが美しい「EDOCCO CAFÉ MASU MASU」。参拝の後に立ち寄ってランチやスイーツでのんびりと過ごせるカフェです。
温かみのある木材は都内の多摩地域で育った杉をふんだんに使っています。神田明神のご祭神の一柱である平将門命のゆかりの地が多摩エリアといわれていて、ご縁のある多摩産材を活用しているのだそう。
人気のおむすびはオーダーごとに握り大きな海苔で一巻き。出来立ての美味しさはお米の旨味もさらに引き立てます。シンプルな塩むすびから大きな南高梅、明太マヨ、卵黄そぼろなど種類豊富です。根菜類など具沢山のけんちん汁とのセットにすれば、ほっと心落ち着くランチにも。
表面にお店のロゴ・枡を抹茶パウダーであしらった「枡パフェ」は、抹茶クリームの中に、白玉、アイスクリーム、黒豆、砕いたかりんとうなどを重ねた玉手箱のような和スイーツ。お店の看板商品をぜひ味わって。
すりおろしショウガを使ったドリンク「神社声援(ジンジャエール)」は、運がよくなりそうな気配がするネーミングが楽しいこだわりのジンジャーエールです。ハート型のマシュマロとの「縁結びセット」(750円)でイートインするほかテイクアウトをして、そとの縁台で境内の雰囲気を楽しみながらいただくのもおすすめです。
カフェで一息ついた後は、隣にある「EDOCCO SHOP IKIIKI」でお土産を探してはいかがでしょうか。特に昔から縁起がいいとされてきた招き猫のグッズも多く、カラフルな和三盆や手焼きのおせんべいなども揃います。
四葉のクローバーをかたどったパッケージに入っているのは、しっとりとした小豆餡の最中です。嬉しそうに小判を持つネコの笑顔は親近感がわき、心温まるお茶の時間が過ごせます。
にっこりとほほ笑む招き猫のクッキーは米粉を素材にしたグルテンフリーの焼き菓子です。米粉のやさしい味わいでバター味とココア味の2種類。福のおすそわけに喜ばれますよ。
店内は、手ぬぐいなどの江戸グッズやモダン神具、縁起物などここでしか買えないオリジナル商品が目白押し。参拝した後は、ぜひ立ち寄ってお土産を探してくださいね。

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