
旅の思い出として、友人・知人・同僚などにプレゼントしたくなる全国各地のステキな「おみやげ」をピックアップ。今回は、愛知県のおみやげ「花の精」をご紹介いたします。
「花の精」は、5月下旬から8月下旬まで販売される夏季限定の羊羹。1854年(安政元年)創業の愛知県名古屋市にある老舗和菓子店「美濃忠(みのちゅう)」で製造・販売しています。透明な錦玉羹(きんぎょくかん)の中に色彩があしらわれた様子は、まるで花の精が舞い降りたかのような幻想的な美しさ。上品な佇まいが夏のお茶菓子としてぴったりです。
花の精は、約170年にわたり和菓子の伝統と技を丁寧に受け継いできた美濃忠の技が光る逸品。透明な錦玉羹の中には、3色の鮮やかな球形や高級和菓子の原して使われる備中白小豆が散りばめられています。涼やかなその色彩美は、箱を開けた瞬間から思わず見とれてしまうほどです。
お菓子を切り分けてみると、このようにうっとりするような美しさ。光が当たる角度でさまざまな表情を楽しめます。
また、花の精は冷蔵庫でよく冷やしてからいただくのがおすすめ。ひんやりとした食感とほどよい甘さが、暑い夏の日を涼やかでさわやかな気分にさせてくれます。抹茶や緑茶、紅茶などにもよく合いそうです。
夏季限定「花の精」は、美濃忠本店をはじめとする各店、公式のオンラインショップで購入できます。
お中元や帰省の手土産、特別な贈り物としても喜ばれること間違いなし。名古屋を訪れた際には、ぜひお店に足を運んでみてくださいね。五感に響く美しい夏の和菓子を堪能しながら、涼やかなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。