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いちご大福のブームを生み出した、大角玉屋の「いちご豆大福」

  • 2024年3月7日
  • ことりっぷ


四季折々の味わいや視覚的な美しさで季節感を表現する和菓子。そんな魅力的な和菓子にスポットを当ててご紹介する連載「今月のお菓子」。3月は今が旬のいちごをテーマに、大角玉屋の「いちご豆大福®」をご紹介します。
東京・曙橋に本店を構える大角玉屋(おおすみたまや)は、大正元年創業の和菓子屋さん。選りすぐりの材料のみを使った生菓子やどら焼き、もなかなどを販売しています。昭和60(1985)年、3代目店主の大角和平さんが「これまでにない新しい和菓子を」と考案したのがこちらの「いちご豆大福®︎」。発売と同時に全国的な話題となり、一大ブームとなりました。
フレッシュないちごと豆大福の組合せは、伝統的な和菓子文化に新たな息吹をもたらし、今では時代を超えて愛される逸品となりました。商品登録もされていて名実ともに元祖のいちご大福と言われています。
そんないちご豆大福は、厳選した国産の材料のみを使用。小豆は北海道産特選小豆「雅」、お砂糖は高純度の「白双糖(しろざらとう)」を用い、お米は宮城県産「みやこがね」の特選米、秩父連山に湧き出る良質の「秩父山水」。中に入れるいちごは、その時々の最もおいしいものを厳選しているのだそう。
大角玉屋のいちご豆大福には、「つぶ餡」の他にいちごの美味しい季節のみ販売されるピンク色の「こし餡」もあります。
つぶ餡のいちご豆大福は、もちもちとしたつきたての伸びの良いお餅に、コクがあるつぶ餡と大粒のいちごの甘酸っぱさが絶妙にマッチしています。
一方、こし餡のいちご豆大福は、あんこのなめらかな食感も魅力です。どちらも北海道産赤えんどう豆の塩味や食感がアクセントになっていてスッキリとした後味も楽しめます。
大角玉屋で販売されているいちご豆大福の中で特に注目されているのが、銀座店限定の国産の最高級原材料を使った「銀座特選いちご豆大福」。
まぼろしのもち米といわれる佐賀県産の「羽二重米」を使ってきめ細かく柔らかなお餅に、餡には京都産の丹波大納言の豊かなつぶ餡が使われています。冬から春にかけてのいちごが旬の期間のみ銀座店に販売しているので、こちらもお見逃しなく。
大角玉屋の「いちご豆大福」は保存料も一切使わず、その日の朝一番に手作りされているため数量限定となっています。新宿住吉町にある本店のほかに、銀座店、四谷店、東京駅店と、都内にある4店舗にて販売。入荷後、お早めの来店がオススメです。
いちごが旬のこの季節にぜひ、元祖の「いちご豆大福」を堪能してみてはいかがでしょうか。

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