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【青森】美しい雪景色を連想させる、お菓子処 丸美屋の「雪中果」

  • 2024年2月18日
  • ことりっぷ


旅の思い出として、友人・知人・同僚などにプレゼントしたくなる全国各地のステキな「おみやげ」をピックアップ。今回は、青森のおみやげ「雪中果(せきちゅうか)」をご紹介いたします。
「雪中果」は、マシュマロ中にリンゴジャムを包み込んだお菓子。昭和8年に青森県八戸市で開業し、約90年以上親子三代で続けられている「お菓子処 丸美屋」で製造・販売されています。マシュマロをベースに「青森県ならではのリンゴを使ったおみやげ菓子を作りたい」という想いから2022年3月に誕生。「第9回新東北みやげコンテスト」で優秀賞も受賞した、青森県の美しい雪景色を連想させるマシュマロです。
そんな雪中果。さっそく缶の蓋を開けみると、マシュマロの姿は見えません。缶に入った内袋を開け、表面にある粉の中を探っていくと、白いマシュマロが顔を出します。
リンゴジャムを包んだマシュマロを、雪のような白い粉の中に埋めるという発想は、津軽地方の「雪室(ゆきむろ)りんご」から。この地方では、秋に収穫したりんごを雪の中で貯蔵・熟成させ、春になると、りんごを取り出して食べるという習慣があるのだそう。
雪中果の雪にみたてたさらさらの氷餅は細かく刻んだオブラート。粉雪に埋もれたマシュマロを雪室りんごのように探しながら楽しむという発想がとてもユニークですね。
粉雪の中から取り出した、ふわふわのマシュマロの中には、さわやかな酸味でほど良い甘さのリンゴジャムが。溶けていくようなマシュマロとりんごの果肉の食感の相性は◎気がつくとパクパクと食べてしまいそうです。
パッケージのデザインを担当されたのは、青森県八戸市を拠点としているデーリー東北新聞社から生まれた「東北のデザイン社」。「雪室りんごをモチーフに粉雪に埋もれたかわいいりんごたちをそのまま持ち帰る。」という想いが込められているのだそう。
雪の中から顔をだしたりんごが表現されたパッケージは、あえて商品名を入れないシンプルなデザイン。オシャレでかわいいデザインなので、食べ終わった後は小物入れとして活用できるものうれしいですね。
今回ご紹介した「雪中果」は、お菓子処 丸美屋の本店、丸美屋 八食センター店で購入できます。青森県を訪れた際には、ぜひお店に立ち寄ってみてくださいね。

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