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素敵なポットで淹れる至福のティータイム♪有田焼の名窯・深川製磁のティー&ギャラリー「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN & TEA」

  • 2024年3月10日
  • ことりっぷ


日本を代表する有田焼の窯元・深川製磁による「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN & TEA(フカガワセイジ 1894 ロイヤルキルン アンド ティー)」は、ギャラリーの奥にティーサロンを併設していて、素敵なカップやポットでティータイムを楽しむことができます。伝統的な図柄と透明感のある色合いのカップはいずれも逸品ぞろい。銘品とほまれ高い磁器に触れて、心豊かなひと時を過ごしてはいかがでしょうか。
明治27年に佐賀県の有田で創業した老舗窯元の深川製磁。深川家は江戸時代の初期から磁器の窯焚き業を代々営んできた家柄で、明治時代になるとその高い技術を生かして初代の深川忠次が窯元として設立、今年で創業130年を迎えます。
深川製磁の名前を世界に知らしめたのは、明治33年開催のパリ万国博覧会に出品した「大花瓶」が、最高峰の金牌を受賞したことです。これによってヨーロッパから注目され、フランスの高級百貨店であるボン・マルシェやプランタンから受注が殺到することに。そして国内でも宮内庁御用達として認められた由緒ある窯元です。
明治時代から続く佐賀県有田にある工房では、今も変わることなく職人たちが一つずつ手づくりで磁器を作り続けています。その特徴の一つに透き通るような白色と、“フカガワブルー”と呼ばれる透明感のある青色の美しさがあります。この色合いを出す秘訣は、1350度もの高温に調整した独自の窯で焼くことです。
一般的に有田焼の焼成温度は1300度で、そこからさらに50度上げるのは難易度が高いといわれています。高い技術力をもつ深川製磁では、職人が絶えず火の色を見ながら窯内の環境を保ち1350度でおよそ13~14時間ほどかけて焼成するのだそう。高温時に窯の口を閉じて余分な酸素を入り込まないようにする「攻焚(せめだき)」という方法で焼き切ることで絶妙な化学変化がおこり、透き通る白色と澄んだ青色が生まれるのだとか。
まるで美術館のように色彩豊かに磁器の並ぶギャラリーの奥にはティーカウンターがあり、高級茶葉を使った紅茶がいただけます。ゆったりとくつろぎたい時にはボックス席へ。
伝統技法を駆使したクラシカルな意匠のティーカップは5種類ほどが棚に並び、その中から好きなのを選びます。深川製磁を代表する白と青のコントラストを楽しむものから、可憐な花々を描いたものなどお好みで。
深川製磁のシンボルになっている富士山の図柄は、カップの内側にも描かれています。ヨーロッパでは木や花のモチーフは多くても山を描いた器は少なく、西洋文化の中に日本らしさを表現したカップも選択できますよ。
深い瑠璃色に魅せられて選んだカップはザクロの折枝がモチーフの「草花折枝白抜紋」です。このシリーズはポットやクリーマー、シュガーポットも揃い、実際に紅茶を淹れて手に取ると、伝統の重みを感じます。
紅茶はシーズナルティーの中から、インドの初摘みのダージリン「ファーストフラッシュ」をオーダーしました。味わいが日本茶に近いことから一口スイーツとして柚子羊羹が添えられます。
一方、マスカットのような香りが漂う夏摘みの「セカンドフラッシュ」にはトリュフチョコレートが添えられ、ゆったりと心までも潤っていくようなひと時が過ごせます。
ケーキセットにはココナッツの香りが漂うバタークリームをチョコレートスポンジにトッピングした「ジャーマンケーキ」が登場します。紅茶はスリランカの「ディンブラ」やコクのあるインドの「アッサムCTC」、ベルガモットの香りを着香した「アールグレイ」などの高級茶葉から選びます。
丸みを帯びたカップの中にも華やかな絵が描かれ、このカップにあわせてセレクトされたポット・クリーマ―・シュガーポットの三道具は「鍋島花兔」というシリーズです。
「鍋島花兔」は、江戸時代に深川家が仕えていた佐賀藩主・鍋島家のお姫様の着物の柄をモチーフにした絵柄。花の模様の中に見え隠れするうさぎがキュートです。
のんびりとティータイムを過ごした後は、ぜひもう一度ギャラリーを見学するのをおすすめします。このギャラリーに足を踏み入れた時よりも親しみがわいて、新しい発見に出会えるかもしれません。
ギャラリーの奥で見つけたのは、蓋の中央に愛らしいうさぎがちょこんと姿を見せる急須や煎茶碗です。さらにふっくらとした持ち手が使いやすそうなマグカップなど、普段の生活に取り入れたくなるような磁器も彩りを添えます。様々な用途で使える磁器が豊富なギャラリーで、有田焼の歴史に触れてくださいね。

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