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大切な日に訪れたい♪横浜・元町の裏通りにある隠れ家イタリアン「LuCa」

  • 2023年12月1日
  • ことりっぷ


三浦半島の新鮮な野菜や魚を贅沢に使うイタリアレストラン「LuCa (ルカ)」。入り口が建物の奥まった場所にある隠れ家的なお店で、静かな雰囲気の中でランチやディナーが楽しめます。横浜の歴史を物語る西洋館のある山手エリアの散策や元町でのショッピングの際に立ち寄ってはいかがでしょうか。
ピンク色の壁にミントグーンの引き戸が、イタリアの下町にありそうな雰囲気の「LuCa」。買い物客で賑わう元町から山手エリアへと続く汐汲坂にたたずむイタリアンレストランで、道沿いの壁にかかるオープンの看板が目印です。壁伝いに奥へと進むと、入口の灯りが見えてきます。
こぢんまりとした店内は横浜の中心地であることを忘れそうになるほど静かで、まるでセピア色に輝く世界に迷い込んだかのようです。お店の名前はイタリア語で「灯り」を意味する「ルーチェ」に由来していて、その名の通りアンティークの照明がほのかに灯り、温かみのある空間です。
オーナーシェフの金岡志燮(ししょう)さんが、奥様と一緒にご夫妻でもてなすお店です。横須賀出身の金岡さんは地元で漁師さんが経営する居酒屋で修業をし、出汁のとり方や魚のおろし方など和食の基本を学んだのだそう。その後イタリアンと出会ったことで食べられなかった野菜の美味しさに目覚め、イタリアンの道に進むことになったのだとか。これまでの経験を活かし素材の持つ旨味を活かしたランチやディナーは、バランスよく彩りもあざやかです。その中から今回はランチタイムの「LuCa lunch」をご紹介します。
一品目のスープは季節の野菜のポタージュです。野菜は三浦半島で育った元気な野菜を、金岡さん自らお店が休みの日に直売所など買い出しにでかけるのだそう。旬の野菜の美味しさを味わってもらいたいと、スープの素材は季節で変わり、旬ならではの美味しさがスープ皿にぎゅっと詰まっています。
三品目はパスタとリゾットから選びます。その中でお店の名物となっているのが「佐島 平敏丸のしらすと生海苔のクリームパスタ」です。生海苔を生クリームでグツグツと煮込んだところにゆであがったパスタを入れ、何度も煽りながらじっくりと麺に味をしみこませていきます。
横須賀西海岸の佐島にある平敏丸は金岡さんがはじめて修業をした網元で、鮮度のいい湘南しらすをそこから仕入れています。高温で仕上げながらも生海苔の香りはそのままで、その上に新鮮な釜揚げシラスをたっぷり。イタリアンテイストの海の幸をアツアツのうちに召し上がれ。
食後はドリンクと一緒にデザートもおすすめです。取材時は赤ワインで煮た旬のリンゴの上に大きなアイスクリームがのり、シナモン香る「りんごのコンポート」をオーダーしました。コーヒーは竹炭で焙煎した豆を使用していて、コクはあるものの酸味はなくスッキリとした味わいです。
素材のおいしさを活かしたイタリアンレストラン「LuCa」。デリのテイクアウトもしているので、ホームパーティーなどでのおもてなしに加えるとより華やかになりますよ。新鮮な素材でつくるイタリアンをぜひ味わってくださいね。

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