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暑い夏もさわやかに!職人さんが心を込めて絵付けした亀屋良長の「涼風」

  • 2023年8月1日
  • ことりっぷ


四季折々の味わいや視覚的な美しさで季節感を表現する和菓子。そんな魅力的な和菓子にスポットを当ててご紹介する連載「今月のお菓子」。8月は、かわいいうちわ形に花火の絵柄が描かれた亀屋良長の「涼風」をご紹介します。
創業1803年の「亀屋良長」は、この地に湧き出る名水「醒ヶ井水(さめがいすい)」を使った伝統の京菓子が味わえる老舗和菓子店。京都の伝統を守りながら話題の「スライスようかん」やさまざまな京都ブランドとのコラボレーション商品を開発するなど、新しい風を取り入れたお菓子作りをされています。
そんな亀屋良長から、今年も涼しげなうちわをかたどった「涼風」が発売中。8月中旬までの限定販売でSNSでも話題になっている商品です。半透明な琥珀糖に花火が描かれた上品なお菓子は、箱も約8.5×10.8×2cmと手のひらサイズ。手にした瞬間、あまりのかわいらしさに心が和みます。
箱には京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU」の夏らしいメッセージカードも付いています。贈り物として渡す際に一言を添えることができるのもうれしいですね。
今回は細部までアイデアがつまったこのお菓子について、亀屋良長さんに聞いてみました。
――商品が誕生したキッカケを教えてください
もともとは、お茶会用のお菓子としてご注文をいただき、当主の「Twitter」に掲載したところ、反響が大きく、お客様のご要望にお応えする形での発売となりました。発売の2020年はコロナ禍で花火大会が軒並み中止となった年なのでお客様に大変喜んでいただけました。
――商品開発時に工夫した点や試行錯誤した点などありますか?
こだわりは、職人手作りのステンシルによる刷り込みで1枚1枚、絵付けしている点です。試行錯誤した点は、花火の模様と色使いですね。
コロナ禍で花火大会が中止となる中、お菓子でみなさんの心に寄り添う姿勢がステキですね。1枚1枚、職人さんの手作業で絵付けがされていることにも驚きました。ひとつひとつよく見てみると確かに表情があり、心を込めて作られているのが伝わってくるようです。
涼風は、見た目のかわいさはもちろん、食感やサイズのバランスも絶妙。お茶会用のお菓子として誕生したことにも納得ができます。琥珀糖のシャリッとした食感が暑い夏にぴったり。冷たいお茶との相性も抜群です。
また、千菓子なので日持ちも常温で20日程と長いのも魅力。自分で楽しむお菓子としてはもちろん、お茶会用のお菓子、ギフトにも最適です。
今回ご紹介した「涼風」は、亀屋良長の店舗や公式のオンラインショップなどで購入できます。暑い夏のホッと一息に、うちわに描かれた涼やかな花火の絵柄を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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