サイト内
ウェブ

ビール片手に本との新しい出会いを楽しむ、下北沢の「本屋B&B」へ

  • 2023年8月23日
  • ことりっぷ


ビール片手に本選びが楽しめる「街の本屋さん」として2012年にオープンした「本屋B&B」。2020年には下北沢の新たなランドマーク「BONUS TRACK」内に移転オープンし、地元の人々に広く親しまれています。スタッフが売りたい本を選書してレイアウトした本棚には明確なジャンル分けがなく、小説やエッセイ、実用書、自然科学など多彩なタイトルが並び、いつもは手にしない本に出会えるワクワク感が味わえます。また本にまつわるイベントも毎日開催され、こちらを目当てに訪れる人も多いそうです。
下北沢駅南西口から徒歩4分、2020年に下北線路街に誕生した複合施設「BONUS TRACK」内にある「本屋B&B」。下北沢の街に2012年にオープンし、以降2度の移転を経て、「BONUS TRACK」の開業と共に現在の場所にオープンしました。店名は「Books & Beer」の略で、その名のとおりビール片手に本選びが楽しめる、新しいスタイルの本屋さんです。
店内には明るい日差しが差し込み、本棚と本棚の間がゆったりと取られた広々とした空間が広がります。「本屋B&B」は新刊書店ですが、自動的に本が送られてくる配本という手段を取らず、スタッフが売りたいと思う本を一冊ずつ選んで注文し、販売しています。
一般的な書店では、ジャンルや著書別、出版社別や文庫・単行本別などで棚が分かれていることが多いですが、本屋B&Bでは明確なジャンル分けはなく、小説やエッセイ、実用書などのタイトルが緩やかに並んでいます。なんとなく気になった本棚の前に行き、手に取った本やその隣の本などを見ていくだけでも新しい出会いがあります。スタッフによるポップなどもないため、先入観なくフラットな気持ちで本に向き合えます。
個人や団体が自ら制作した少部数発行の本、リトルプレスも多数取り扱っています。書店にはなかなか並ばない貴重なものばかりなので、気になるものはぜひ手に取ってみて。
「本屋B&B」では、“ビールを片手に自由に本を選んでほしい”との思いから、国内外のクラフトビールを用意しています。全国各地の蔵元からさまざまなクラフトビールを仕入れ、常時7~8種類をラインナップ。種類はコンスタントに変わります。
店内の一角にはハイテーブルもあり、ここで気になる本をパラパラとめくりながら、一息つくこともできます。ドリンクは他にオリジナルブレンドのコーヒー(アイス/ホット)やりんごジュース、ジンジャエール、コカ・コーラなどのソフトドリンクもあります。
さらに「BONUS TRACK」内には共通スペースもあるので、ドリンクと本を買ってそちらでのんびりするのもいいですね。他のお店のフードなど一緒に買ってきて、ちょっとしたピクニック気分を楽しむのもおすすめです。
店内には本だけでなく、雑貨やオリジナルグッズも置かれています。お店の10周年を記念したTシャツは、店のロゴを担当したアートディレクターにデザインしてもらったんだとか。色はサンドベージュとグリーンがあり、MとLの2サイズです。
デザインファーム「Takram」、富ヶ谷に本店をかまえるBean to Barのチョコレートブランド「Minimal - Bean to Bar Chocolate -(ミニマル)」とコラボしたチョコレートもあります。「故郷と旅路」をテーマにしたチョコレートは、生姜の風味が効いたオリジナリティあふれる味わい。読書のおともにしたくなるチョコレートです。
「本屋B&B」では著者や編集者などを招いてのトークライブや英会話レッスンなどさまざまなイベントも毎日開催しているので、気になるものに合わせて訪れるのもおすすめです。イベントの日程はHPにアップされているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 1996- 2024 Shobunsha Publications All Rights Reserved.