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【京都の紅葉さんぽ】森をめぐって京都御苑から下鴨神社へ♪

  • 2022年11月10日
  • ことりっぷ


京都の紅葉名所といえば、永観堂、東福寺、嵐山が知られています。でも、京都の人たちって、どこで秋を楽しんでいるのでしょう。その町の特徴は、都会と自然の距離がとても近いこと。北から南へ鴨川が流れ、町のまんなかには京都御苑の広大な森があります。今回は、地元京都の人たちが秋を肌で感じ、ふらりと散歩する、そんなスポットを紹介します。
京都まちなか紅葉さんぽは、地下鉄今出川駅からすぐの京都御苑からスタート。
かつて京都御所を囲むように並んでいた公家の邸宅跡を公園として整えたのが京都御苑。東西700m、南北1300mの広大な敷地は小川が流れる緑豊かな森となり、町のオアシスとして親しまれています。
どこを歩いても絵になる風景に出会えますが、この季節におすすめしたいのは敷地北東の京都迎賓館周辺。学習院発祥の地には、ひと際存在感のある大イチョウがそびえます。
さらに、京都迎賓館の北にある「母と子の森」の木陰にはベンチとテーブルが置かれており、近くの店でテイクアウトして、ピクニックを楽しむのもよさそうです。また、その付近は広い御苑の中で最も紅葉が遅いエリア。例年は12月初旬まで楽しめます。
京都御苑の東側にある清和院御門を出ると梨木神社があります。幕末から明治にかけて活躍した公家の三條實萬・實美父子が祀られています。
こちらの見どころは参道。カエデは茜に、萩は黄に染まり、また緑を保つ木々もあり、ここでしか見ることのできない色のハーモニーが奏でられます。その様子は、まるで映画のワンシーンのよう。
参道の先には拝殿。燃えるような赤い紅葉が両側から迎えてくれます。最近、参道にカフェが新しくオープンし、京都御苑散策が終わった後にひと休みするのにもよさそうです。
梨木神社からは河原町通に沿って北へ進み、鴨川に架かる葵橋を渡って徒歩で約20分。まずは、下鴨神社の摂社である河合神社に立ち寄ってみましょう。
女性守護と美人祈願のご利益で賑わう境内ですが、実は散りイチョウの美しいスポットです。神門を入って右側にイチョウの大木がそびえています。
河合神社でお参りをすませたら、下鴨神社の参道でもある糺の森へ。樹齢200年を優に超える巨木が茂る原生林には、清らかな瀬見の小川が流れます。例年、紅葉の時期が遅く12月からが見ごろといわれることも。京都市内の紅葉のラストを飾る下鴨神社。ここの紅葉が終わると、京都はいよいよ冬を迎えます。
まちなかの紅葉さんぽはいかがでしたか?京都御苑、梨木神社、下鴨神社、いずれも地元の人が足しげく通う穴場スポットです。ゆったりと時間をとって訪れてみましょう。

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