サイト内
ウェブ

秩父の素材を使った作りたての手作りジェラートはいかが♪ ジェラート専門店「SUN DOLCE」

  • 2022年9月2日
  • ことりっぷ


秩父鉄道「秩父駅」から徒歩3分、2000年以上の歴史を持つ関東屈指の古社・秩父神社からすぐの場所に建つ「SUN DOLCE」。秩父のデパート「矢尾百貨店」でスタートし、30年以上にわたって地元で愛されてきたジェラート店です。地元の人たちや観光客が絶え間なく足を運ぶこちらの人気店で味わえるのが、秩父産のフルーツや地酒などを使って作られたジェラートの数々。すべてお店の工場で手作りされており、すっきりとやさしい甘さが特徴です。そんな秩父っ子が愛してやまないジェラートを味わいに出かけてみました。
秩父の名所「秩父神社」の大鳥居から徒歩1分、秩父の一大イベント秩父夜祭に関する資料を展示している「秩父まつり会館」からも徒歩1分と観光地の中心地に店を構える「SUN DOLCE」。白い壁と爽やかなブルーのドアが印象的で、どこか南国にあるショップのような雰囲気をたたえています。
1989年に秩父のデパート「矢尾百貨店」内にオープンしたサンドルチェは、現在はこの番場店と矢尾店の2店舗を営んでいます。親子二代にわたり、30年以上続くお店として地元で愛されてきたジェラートの専門店です。
店内のショーケースには定番から旬の味まで、クリーム系とシャーベット系合わせて常時16種類が並んでいます。なかでも目を引くのが地元・秩父の素材を使ったメニューの数々。日本酒やウイスキーなど秩父の地酒を使ったものや、イチゴやブルーベリーなど秩父で採れた新鮮なフルーツを使ったものなど、この地ならではの味わいがそろいます。
この中から1~3種類のフレーバーを選んでオーダー。カップとコーンが選べ、価格はシングル350円、ダブル450円、トリプルは550円(ワッフルコーンは+20円、ラズベリーは+50円)と良心的です。
まずは秩父の日本酒とイチゴシャーベットのダブルを試食。
「秩父錦」は、創業270年を超える秩父の銘酒「秩父錦」を使用したジェラート。食べてみると、ほんのりと日本酒の香りがしつつクリーミーな味わいで、甘酒を食べているような感覚です。使用量は香りづけ程度なので、大人から子供まで安心して味わえます。
一方の「イチゴシャーベット」は、秩父産を中心に、新鮮なイチゴをたっぷり使ったジェラート。着色料や香料は使っていないので、イチゴ本来の香りと味わいが楽しめます。
つづいてはこちらのダブル。「たんべえ」は秩父市の蔵元「矢尾本店」が造る米焼酎。1981(昭和56)年から発売されている焼酎で、地元にファンも多いお酒です。ジェラートにすると、かすかな焼酎の香りがすっと鼻に抜けていき爽やかな味わいに。甘いものが苦手なひとでも食べやすいかもしれません。
一方の「ラズベリーシャーベット」は、秩父産のラズベリーを使用した番場店限定のフレーバー。鮮やかな色味が印象的ですが、こちらも着色料などは不使用。自然そのものの酸味と甘みが楽しめ、後味もすっきりです。
左は秩父の蒸留所で造られている「イチローズモルト」を使った一品。「イチローズモルト」とは、国際的な品評会で数々のタイトルを獲得している世界も認めたウイスキー。食べてみると樽の芳しい香りが感じられ、リッチな気分になります。
一方の「ミルキーチーズストロベリー」は、ベースにクリームチーズを加え、コクをプラス。クリーミーな味わいの中にイチゴのアクセントが効いていて、どんどんと食べ進められるおいしさ。お店でも特に人気が高いフレーバーだそうです。
こんなユニークなメニューも見つけました。秩父のご当地グルメ「みそポテト」を再現した一品。「みそポテト」とは、ふかしたジャガイモを天ぷらにしたものに、甘めの味噌ダレをかけた秩父を代表する地元グルメです。実際にみそポテトをミキサーにかけてベースに混ぜ、仕上げに甘い味噌をたらしています。食べてみると、確かにポテト感があり、甘い味噌ダレはお惣菜のようなでほっとする味わいでした。
カップだけでなくコーンも用意されています。シンプルなコーンのほか、+50円でワッフルコーンを選ぶこともできます。今回は「秩父産ワイン」で味わってみました。
「秩父産ワイン」は秩父市のお隣り、小鹿野町にある老舗ワイナリー「秩父ワイン」のワインを使用。1940年から販売を始めたというワインを使ったこちらのジェラートは、ブドウ味とも違う、まさにワインを感じさせる味わい。ワインの渋みや香りがほのかに感じられる大人なジェラートです。ワッフルのサクサク感もクリーミーなジェラートによく合います。
こちらは「ジェラトッツォ」。少し前に話題になったマリトッツォのジェラート版です。サンドするジェラートは好きなものを選べます。今回はお店の定番「ミルキークリーム」をチョイス。クリーム系のジェラートには埼玉県産の新鮮な牛乳が使われていて、フレッシュなミルクの味わいを楽しめます。またブリオッシュは地元・秩父のベーカリー「Lapin Noirくろうさぎ」のもの。国産小麦と酒種酵母で作ったブリオッシュは、ほのかに甘味があり風味豊かなジェラートとの相性も抜群。生クリームもいいアクセントになっていました。
店内ではジェラートのほかに、フルーツをたっぷり使ったクレープやフルーツスカッシュ、さらにフレーバーポテトやホットサンドなどを販売しています。秩父散策に疲れたらぜひ立ち寄ってみてくださいね。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 1996- 2024 Shobunsha Publications All Rights Reserved.