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国内外から注目を集める、中部電力MIRAI TOWER(旧名古屋テレビ塔)内の「THE TOWER HOTEL NAGOYA」

  • 2022年8月31日
  • ことりっぷ


2020年に名古屋のランドマークである名古屋テレビ塔(現・中部電力MIRAI TOWER)をリノベーションして開業した「THE TOWER HOTEL NAGOYA(ザタワーホテルナゴヤ)」。全15室のみの小さなラグジュアリーホテルであり、世界でも初めてとなる電波塔の中のホテルです。客室をはじめホテルのあちこちに地元の作家たちによるアートやクラフトが散りばめられていて、まるで館内全体が美術館のよう。国内外から大きな注目を集めているユニークなホテルへご案内します。
モダンでありながら、約70年前に建てられたタワーの歴史的な情緒が感じられるこのホテル。「ローカライジング」をコンセプトに、東海エリアで育まれた文化・伝統・食材・アート・クラフトなどを国内外に発信することを目指しています。一室ごとに異なる地元のアーティストの美しい作品が飾られていたり、レストランでは地産地消にこだわった料理が味わえたりするなど、地域色豊かな滞在を楽しめます。「“都市型オーベルージュ”のような存在でありたい」と、総支配人の中野毅さん。
4階フロントに掲げられた「SLH」のプレートは、イギリスに本拠を置くホテルグループ「スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド」の認定書です。現在、世界90カ国以上の約560軒の独立系小規模ホテルが加盟しており、審査基準が厳しいことでも知られていますが、「THE TOWER HOTEL NAGOYA」は創業当時から愛知県のホテルとして初めてSLHに加盟。
さらに2022年には、SLHによる「アート愛好家のための訪れるべきブティックホテル世界十選」に選ばれるという快挙を成し遂げました。国の文化財でもある電波塔を改修したユニークさや、地元アーティストたちの作品に彩られた客室がとりわけ評価されたようです。エントランスからフロントやロビー、ダイニングまで、いたるところにあしらわれたアートにも目を奪われます。
客室は全部で15室。多くの部屋でテレビ塔を支える鉄骨が、壁や床を貫くように残されているのが特徴的で、登録有形文化財の趣を感じることができます。さらに一部屋ごとに異なる10名の気鋭のアーティストの作品を展示。鷲尾友公、映像作家・さわひらき、白澤真生など東海エリアにゆかりのある作家ばかりで、それぞれが全く異なる表情を見せてくれます。
各部屋の窓からは、緑豊かなセントラルパークの眺望が広がります。さらに夜間(22時~24時)にはテレビ塔の展望台が、ホテル宿泊者専用の展望サロン「ルーフトップサロン」としてオープン。栄の夜景を一望できるスペシャルな空間です。朝4時30分から7時30分にも開放しているそうなので、早起きして日の出を楽しむのもいいですね。
ホテルのメインダイニングとして、八事エリアで予約の取れないフレンチレストランとして名を馳せた「glicine(グリシーヌ)」が、開館と同時に移転オープン。東海エリアが誇る窯元の器と地産地消の食材を生かした、和のテイストも感じられる鮮やかなフランス料理を優雅に堪能できます。なお、ホテルの宿泊プランはすべてこのレストランでの朝食付き。宿泊者から「記憶に残る朝食」と称される、重箱に盛り付けられた贅沢なメニューも楽しみです。ランチ・ディナータイムには宿泊者以外の一般客も利用できますよ。
「レストランlily(リリィ)」では、華やかなアフタヌーンティーメニューが楽しめます。東京・自由が丘の名店として知られる「パティスリー・パリセヴェイユ」で製造責任者を務めたシェフパティシエが手がける繊細なスイーツの数々は、まるで芸術作品のよう。ピンチョス、サンドイッチなど軽食がそろうセイボリー、マドレーヌやフィナンシェ、カヌレなど20種類の焼菓子が並ぶミニャルディーズワゴンも好評です。
アートや美食、眺望が心ゆくまで楽しめる唯一無二のユニークなホテル「THE TOWER HOTEL NAGOYA」で、日常を離れて忘れられないひとときを過ごしてみませんか。

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