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「足立音衛門」のごろごろ栗スイーツを満喫♪ 小学校をリノベした京都・福知山の工房「里山ファクトリー」へ

  • 2022年8月1日
  • ことりっぷ


2021年10月、京都・福知山市内にオープンした「里山ファクトリー」は、栗のテリーヌなどのスイーツが人気を集める「足立音衛門」が手がける施設。廃校になった小学校の趣を残しながらリノベーションした空間には、ショップやカフェ、工房があり、「足立音衛門」の商品はもちろん、栗の食べ比べセットや濃厚なミルクのソフトクリームなど施設限定商品も販売。自然あふれる空間とおいしいスイーツで癒しのひとときを過ごせそうです。
福知山ICから車で10分ほど。「里山ファクトリー」は美しい緑に囲まれ、ゆったりとした時間が流れる里山の地にたたずみます。
「里山ファクトリー」を手がけるのは、同じく福知山市内に本店を構える「足立音衛門」。福知山市がある丹波エリアは栗の名産地としても知られており、栗をはじめとしたこだわりの素材を使った焼菓子などを販売しています。
複数の建物が並ぶ広々とした空間は、2020年に廃校になった福知山市立佐賀小学校をリノベーションしたもの。もとは校舎だった建物をショップやカフェスペースとして活用。渡り廊下やグラウンドなど小学校らしい趣もそのまま残っており、どこか懐かしい気持ちになります。
オープンに合わせて工房も「里山ファクトリー」に移転。洋菓子や和菓子の工房に分かれており、ガラス張りの建物からお菓子ができあがっていく様子を目でも楽しむことができます。周辺にふわりと漂う甘い香りにも癒されます。工房の見学もしたいという方は、特に午前中に訪れるのがおすすめとのこと。ていねいに仕上げられていく様子を眺めていると、ワクワク感が高まります。
もとは教室だった場所をリノベーションしたショップでは、「足立音衛門」の商品がずらりと並びます。パウンドケーキだけでもたくさんの種類があり、栗やフルーツを取り入れたもの、季節の素材を使った限定商品など、多彩な味わいが魅力的。栗は丹波栗をはじめ、国内外のさまざまな種類を使い分けており、ほくほくとした栗そのものの味わいを楽しめます。あたたかみのある文字やイラストが施されたパッケージも素敵で、自分へのご褒美はもちろん、手みやげとしても喜ばれそうです。
ショップの隣のカフェは旧図書室だった場所で、ケーキやシュークリーム、ジェラートなどのスイーツをいただくことができます。施設の中にはテラスやベンチなど至るところに休憩できるスポットがあり、天気のよい日は屋外でゆったり過ごすのもおすすめです。
おすすめの甘味プレートは1日10セット限定。丹波栗とトルコのマローネ栗の甘露煮、イタリア栗のマロングラッセという3種の食べ比べを贅沢に楽しめます。中でも、大粒なものを選別して提供しているという丹波栗は、そのサイズに驚き。素朴でやさしい味わいにほっこりとした気持ちになります。
また、貴重で高級な品種といわれる丹波大納言小豆を使った最中もセットに。たっぷりと詰め込まれたあんこは、ほどよい甘さでぺろりと食べられますよ。
ほかにも、ゴロゴロと入った栗が贅沢なタルトや、ジャージー乳の濃厚な味わいと和三盆の甘みが広がるソフトクリームなども「里山ファクトリー」限定で販売されています。
また、ショップでも販売しているケーキをお手頃な価格で1切れずつ購入できるのも魅力です。中でも、バターカステラは鋳物の型で焼き上げているのが、ショップのものとは異なる特徴。懐かしさを感じる味わいはそのままに、ふんわりとした食感に仕上がるのだそうです。
「足立音衛門」のこだわりスイーツをのどかな風景とともに楽しめる「里山ファクトリー」。
小学校だった地を活かして、過去にはブラスバンドの演奏会や黒板アートの展示なども開催されたことがあり、今後もイベントを行っていく予定とのこと。また、現在栽培中だというひまわり畑や栗園の成長も楽しみで、季節によってさまざまな表情を見せてくれそうなスポットです。

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