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金沢城公園から一番近いカフェ「金澤屋珈琲店 本店」で自家焙煎コーヒーのおいしさを再発見

  • 2022年1月30日
  • ことりっぷ


金沢城公園黒門口の横、大手堀を目の前に佇む「金澤屋珈琲店 本店」。1980年創業以来、自家焙煎コーヒー豆専門店として、地元金沢で親しまれてきた「キャラバンサライ」のコンセプトショップとして、2012年に開店したお店です。ブレンドコーヒーだけでも5種あり、スペシャルティのストレートコーヒーなど好みの一杯に出会えます。ハンドドリップで淹れるコーヒーはどれも香り豊かで、それぞれ深い味わいがありますよ。
ウッドデッキのテラス席があるエントランスから中にすすみ、先にオーダーをするスタイル。メニューには、約10種類のコーヒーの名前が書かれています。それぞれに、基本的な味の区別として、酸味・中性・苦味の表示があり、酸っぱい系が好きなら酸味にマルがついているコーヒーを。マイルドなのが好みなら中性に、コーヒーらしい苦さを好むのなら苦味にマルがついているコーヒーを選ぶと良いそうです。
もちろん、悩むのならスタッフに相談をして、自分の好みに近い味わいをオーダーできます。
金澤屋珈琲店を代表するブレンドコーヒーのシリーズは、数種類あります。本店で味わえるのは5種類。一番人気は、深煎りの「百万石ブレンド」で、深いコクと独特の香りを引き出した苦味の中に甘味を感じるブレンドコーヒーです。ほかにも、コーヒー本来のおいしさを追求した「かなざわ物語」、ブルーマウンテンの甘みと香りを生かしたリッチな一杯「加賀美人ブレンド」などと、それぞれに個性があります。
選ぶのが難しいなら、本店限定の「利家(としいえ)ブレンド」を。中深煎りで、ブラジル系の華やかでコクのある味わいは、後味がすっきりしています。
もちろん淹れたてコーヒーはテイクアウトもできますし、おみやげにドリップコーヒーや珈琲豆を買って帰ることも可能です。
また、もしコーヒーが苦手という方には、アレンジしたキャラメルラテやカフェモカ、有機お抹茶ラテといったドリンクもありますよ。
本店限定のブレンドコーヒーはもうひとつ「極みブレンド」があります。エスプレッソに近い、かなり濃厚なコーヒーです。濃さの度合いは、飲む方々のコーヒー歴や好みにもよりますが、提供される時に、コーヒーシュガーとともに、チェイサー替わりの白湯、ミルクが付いてくるほどです。
このブレンドだけは1杯ずつネルドリップで、低温で抽出されます。コーヒーの旨味が凝縮されたコーヒー好きのための1杯といえそうです。
コーヒーとよく合うスイーツも、自家製のケーキやデザートなどいろいろあります。ベイクドチーズケーキといった定番から、季節のタルトなどに、利家ブレンドを使ったコーヒーアイス、輪島塗漆器に入った濃厚な自家製ダッチコーヒーゼリーに、パフェも。さらに、自家製のバターたっぷりのブリオッシュといったパンもあるので、モーニングに立ち寄るのも良さそうです。
数あるスイーツの中でもパティシエ渾身のスイーツは、自家製ならではのフレッシュなカカオの風味が特徴の「ガトーショコラ」。濃厚なチョコレートとしっとりした食感が楽しめます。
オリジナルの焼き菓子の「自家焙煎珈琲のブランデーケーキ」3種類は、お湯ではなくブランデーで抽出した贅沢なコーヒー液に、バターケーキを漬け込んだ、ほかにはないこだわり製法です。封を開けると洋酒の香りとともに、しっとりとした食感がクセになります。
もうひとつ、サイコロ状のかわいいサイズの羊羹が9粒入った「自家焙煎珈琲の羊羹」も、買って帰りたくなる甘いものです。
金沢は、茶の湯文化から、飲み物とお菓子を楽しむ風習が今もあります。お抹茶ではなくコーヒーとともに甘いものでゆったり。金沢の人と同じように、ひとときを過ごしてみるのも良さそうです。

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