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国産ハーブのチカラを暮らしに♪マスクやお部屋に使えるアロマスプレー作りを体験「奥三河蒸留所」

  • 2021年12月1日
  • ことりっぷ


愛知県の山間部に位置する、奥三河。山を切り開き生み出した農産物や日本古来の在来種など山の貴重な恵みが息づいている土地です。そんな山里が生み出した素晴らしい産物の魅力を、身近なハーバルグッズをきっかけに知ってもらえたらと作り上げた蒸留所を訪ねました。美しい山の空気と共に、日本古来の植物の力でリフレッシュ&リラックスすることができますよ。
今回紹介する「奥三河蒸留所」があるのは、愛知県新城市にある奥三河の名湯、湯谷温泉にほど近く。夏は川遊びスポットとして人気の湯谷園地の中にあります。
この施設を運営するのは、エッセンシャルオイルなどハーブグッズを輸入販売する会社を経営している阿部さん。国産ハーブを使った安心安全な商品を作りたいと探していたときに出会ったのが奥三河の多様な植物でした。山が深く厳しい自然の中だからこそ生まれる植物や土地に根付いた貴重な在来種があることを知り、それらを使ったアロマグッズを作り地元の新たな魅力として発信しています。
そして「奥三河蒸留所」では山や畑がすぐ近くということを活かし、摘みたての植物を使った蒸留体験教室も開催しています。訪れた時は奥三河で発見された在来種の和薄荷「能登瀬はっか」が材料。能登瀬地区で見つかった在来種の薄荷を専用の畑で育て、今では貴重となってしまった在来種を守っています。
次に切った薄荷を湯が入った蒸留釜へ。蓋を閉め沸騰させ、その気体から成分を抽出していきます。あとはひたすら待つだけ。蒸留されるのを待つ間は、植物由来のさまざまな香りをテイスティングをするなどして、その特徴を学びます。季節のハーブティ―と一緒にリラックスしながら香りを楽しみましょう。
蒸留水が溜まったら、専用のスプレー容器に詰めてラベリング。お土産として持って帰ることができます。マスクスプレーとして使えるのはもちろん、手作りローションのベースにしたり、加湿器やディフューザーに入れるのもおすすめだとか。薄荷はミントと似たスーッとした爽やかな香りですが、少し甘い香りも。気分をリフレッシュしたいときにぴったりです。
薄荷のほかにも冬の間は松や檜の葉、黒文字の枝など、季節によってさまざまな植物の蒸留体験ができます。その日何が登場するのか楽しみにしてみてくださいね。
施設内にはカフェスペースもあり、地元食材やハーブを使ったメニューを楽しむことができます。奥三河の和紅茶とローズやラベンダーを組み合わせたハーブティーや抹茶とミントのラテなど、気になるハーブドリンクがいろいろあります。奥三河には梅の名産地もあり、デザートには蜂蜜梅が添えられています。

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