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ドライフラワーに包まれる幻想的な空間で洋菓子の世界を。新小岩「洋菓子店sentiment」

  • 2020年9月4日
  • ことりっぷ


東京の東側、新小岩にある小さな洋菓子のお店「洋菓子店sentiment(センチメント)」。ドライフラワーに包まれた店内では、オーナーさんが作るオリジナルの洋菓子を楽しむことができます。毎回遊び心あふれるインスピレーションで作られるお菓子を、ドリンクと一緒にどうぞ。
JR新小岩駅南口から徒歩8分。駅前の商店街を背に川沿いを歩いて行くと、住宅地にひっそりと佇む一軒家。こちらが、6月15日にオープンしたばかりの「洋菓子店sentiment(センチメント)」です。
すぐ近くの土手には大きな川が流れ、一見洋菓子店とは思えないほどすっかり周りの環境に溶け込んでいる「sentiment」は、SNSで話題の洋菓子店です。
ドアを開けるとそこはまるで別世界。ゆっくりと流れるピアノのBGMに、アンティークな家具が揃い、外国のカフェに訪れたかのような幻想的な空間が広がっています。天井にたくさんのドライフラワーが吊るされ、まるでお花屋さんのようなロマンチックな雰囲気が演出されています。
シックな壁を基調としたナチュラルな雰囲気の店内は、オーナーさんが自ら手作業で行い、リノベーションしたのだそう。業者を介さず、解体から塗装、デザイン構成、空間演出などを独自で行ったので、理想の空間づくりに仕上がっています。
「いらっしゃいませ」、と優しい笑顔で迎えてくれたのは、オーナーの堀内昌輝さん。デザイン会社に勤務していた堀内さんは、創作料理を作るお祖母様の影響でお菓子作りに興味を持ち、独学でお菓子作りを一から学んだのだそう。
「都心から少し離れた新小岩の土地を生かして、女性が心の中で描く理想のカフェの世界観を表現した古民家カフェを作りたかったのです。」と堀内さんは話します。
店内に並ぶ焼菓子やイートインの洋菓子は、堀内さんがすべて一人で手作りして提供。使用する食材は、保存料、添加物、着色料不使用と素材にもこだわっています。卵は15ヶ所の農家を訪れて、生卵で食べた時に一番おいしい卵を選んだのだそう。
オープンしてから少しずつ始めていたお菓子は、9月からイートインで毎週異なるテーマで楽しむことができます。今回は9月に提供される3つのメニューをご紹介します。最新のメニューはインスタグラムでお知らせされているので、チェックしてみてください。
その中で9月を通して楽しめるのは、抹茶をテーマにしたお菓子。京都の宇治から仕入れた抹茶をふんだんに使用した「抹茶のテリーヌ・自家製アイス添え」と一緒に「グリーンティー」を提供します。
「抹茶のテリーヌ」は、濃厚さと上品な甘さのバランスが絶妙。口の中で抹茶の風味がふわりと広がり、とろける食感を楽しめます。上品で甘さ控えめのバニラアイスクリームと一緒にどうぞ。「グリーンティー」は、抹茶の香りと渋みのバランスがよく後味さっぱり。抹茶のテリーヌと合わせてみて。
焼菓子をテーマにした「アフタヌーンティーは、2段のティースタンドに、手作りの焼菓子が並びます。上段のプレートには、マドレーヌ、ココアのパウンドケーキ、アールグレイのクッキー、フロランタン。下段のプレートには、スノーボールクッキーと木苺のムラングと盛りだくさんの内容です。
マドレーヌは、風味豊かでしっとり、クッキーは生地をしっかりと寝かせてあるので、サクサクとした食感が楽しめます。
堀内さんが作るお菓子はフルーツにもこだわっています。今回は、契約農家から仕入れた山梨県産の木苺を使った2種類の苺スイーツを提供。「木苺のクリームチーズケーキ」は、ラズベリー、ブルーベリーがトッピングされたチーズケーキ。
土台のクッキーはこのムースケーキのために焼いた特製。ベリーを包んだアガー(ゼラチン)は、木苺を絞った液を使用しているので甘酸っぱく、コクのあるクリームチーズと相性がぴったりです。
見た目の美しさに思わずうっとりしてしまう「苺のムースパフェ」は、グラスの中にクリームチーズ、アガー、木苺のムース、ムースの4層になっており、食べ始めから最後まで苺を味を堪能できます。
イートインは、完全抽選予約制。営業日や予約方法は、毎回インスタグラムにて公開予定です。堀内さんの豊かな感性で作られるお菓子と世界観を楽しみに、お店に訪れてみてはいかがでしょうか。

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