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急須を使ったおいしい煎茶の淹れ方〜お茶のある生活を始めよう vol.1〜

  • 2020年8月16日
  • ことりっぷ


自由が丘にある鹿児島茶専門店「すすむ屋茶店」の店長・新村さんに、自宅で簡単にできる急須を使ったおいしい煎茶の淹れ方を教えてもらいました。おうちに急須がある方はぜひ、試してみてくださいね。
<用意するもの>
急須
茶こし(網)
茶葉8g
お湯180~200cc
「日本茶の中でも、煎茶を入れるときは急須選びは重要だと思います」と店長の新村さん。そんな新村さんがお店で煎茶を入れるときに使っているのが、茶葉が広がりやすいように急須の底をできるだけ広くした「すすむ急須」(写真左)。
「すすむ急須」は、日本茶のおいしさを最大限に引き出し、おいしいお茶を淹れるためだけに開発された急須だそう。
「煎茶はお湯を入れた後に動かさずにそっと茶葉が広がるのを待つことがポイントになります。急須の底をできるだけ広くした急須の場合、茶葉に直接お湯をかけることなくそっと注げて、茶葉を均一に広げることができるので、茶葉のおいしさをじっくりと抽出することができます」(新村さん)
まずは、茶葉を急須に入れます。今回は、お店で一番人気の「こくまろ」を使用。茶葉は急須の端に寄せて入れましょう。
煎茶の種類にもよりますが、お湯は70~80℃が適温です。お湯が沸騰したら、温度を下げるために、ガラスか陶器に移して温度を下げます。1回移すと約10度下がるので、2回移しましょう。自宅でしたら、急須に移して、湯飲みに移し、再び急須に温度を下げたお湯を注ぐのもいいでしょう。
70~80度の温かさのお湯を急須にそっと注ぎます。この時、茶葉に直接お湯をかけないように気を付けましょう。お湯を注いだ後は、茶葉をなるべく動かさないようにするのがポイントです。
約1分待った後、いよいよお茶を湯飲みに注ぎます。1分以上待つとえぐみがどんどん出てくるので要注意です。
急須の出口に茶葉が溜まるので、5~6回手首を返しながら淹れていきます。
「煎茶は最後の1滴に旨味が凝縮されていると言われています」と新村さん。
最後の1滴までしっかりとお茶を出し切りましょう。
おいしい煎茶のできあがり!
急須の使い方やお湯の温度によって、煎茶のおいしさがぐっと変わります。甘くまろやかな味わいが特徴の鹿児島茶でぜひ試してみてくださいね。

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