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2024年4月から「ゆうちょ銀行」の硬貨取扱料金が小銭100枚まで無料に!

  • 2024年3月29日
  • All About

ゆうちょ銀行では、2024年4月より「硬貨取扱料金」が改定になり、硬貨の枚数によっては現行よりも値下げになります。今回は、硬貨取扱料金がどのように改定されるかを紹介します。
小銭貯金が貯まってきたので通帳に入金したいけど、手数料が取られるので家に置きっぱなし……という方がいるかもしれません。

そんな方は、2024年4月以降に、ゆうちょ銀行に預け入れにいってはどうでしょう。

というのは、ゆうちょ銀行では、2024年4月より「硬貨取扱料金」が改定になり、硬貨の枚数によっては現行よりも値下げになるからです。

今回は、硬貨取扱料金がどのように改定されるかを紹介します。

■「ゆうちょ銀行」の硬貨取扱料金の改定
ゆうちょ銀行では、2022年1月17日以降、長期安定的なサービス提供を目的として、硬貨を使って窓口での預け入れ、払込み等がある場合、使う硬貨の枚数に応じて「硬貨取扱料金」がかかるようになりました。しかし、中期経営計画の見直しを検討する中で、利用者の負担を軽減するため、2024年4月1日からの硬貨取扱料金を改定することになりました。

まずは、ゆうちょ銀行の現行と改定後の硬貨取扱料金を確認しましょう。

【現行の硬貨取扱料金】
現行の硬貨取扱料金は2024年3月31日までです。

・1〜50枚:無料
・51〜100枚:550円
・101〜500枚:825円
・501〜1000枚:1100円
・1001枚以上:500枚ごとに550円加算

小銭50枚までは無料ですが、51枚以上になると手数料が発生します。

現状では、たとえば貯金箱に貯まった小銭を一気に預け入れするとなれば、手数料がかからないようにと、1回あたり50枚以下になるように何回かに分けて入金を行っていた人もいるでしょう。

【2024年4月1日からの硬貨取扱料金】
・1〜50枚:無料
・51〜100枚:無料
・101〜500枚:550円
・501〜1000枚:1100円
・1001枚以上:500枚ごとに550円加算

2024年4月1日からは、小銭が100枚までは取り扱いが無料となり、101〜500枚になると取扱料金が550円(以前に比べ275円値下げ)になります。501枚以上になると取扱料金の変更はありません。

■小銭貯金をしている人は4月以降に預け入れしよう
4月からのゆうちょ銀行が行う硬貨取扱料の改定は、無料で入金できるのは100枚までです。改定前に比べて2倍の枚数が無料となります。もし、小銭貯金をいったん預け入れしたいと思っている人は、この機会に預け入れするとよいでしょう。

▼まだまだ小銭があるという方は?硬貨取扱料金が無料となるといっても50枚から100枚になっただけ。家にはまだまだ小銭が残っている……という方がいるかもしれません。そのような場合は、無理に預け入れせず「災害時の予備のお金」として手元に置いておくのはどうでしょう。

というのは、災害時、停電や通信障害があれば、キャッシュレス決済が使えなくなる可能性があります。また、ATMでも現金を引き出せなくなるでしょう。手元にある程度の現金がないばかりに、身動きが取れないということが起こるかもしれません。そんなとき、1万〜2万円ほどの小銭が準備してあれば安心だからです。

文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)

3匹の保護猫と暮らすファイナンシャルプランナー。会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方、心豊かに暮らすための情報を発信しています。

舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)

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