2025/02/24 15:01 ウェザーニュース
長く続いた冬型の気圧配置はようやく終息し、この先一週間は高気圧と低気圧・前線が交互に通過して、天気は周期変化する予想です。
明日25日(火)は高気圧に覆われて日本海側の大雪は落ち着きます。ただ、26日(水)は低気圧が発達しながら北海道の北を通過し、そこからのびる前線が北日本を通過します。北日本日本海側から北陸にかけて雪や雨が降る見込みで、一時的な強まりや雷、突風のおそれがあります。北陸や東北の平野部は雨になるので、多雪地域では融雪にも注意してください。
また、来月初めの2日(日)から3日(月)にかけて、全国的に天気が崩れる見込みとなっています。降水エリアや強度は不確実性が大きいため、随時最新の情報を確認してください。
寒波が過ぎ去り、週末にかけて段々と気温が上がる予想です。3月2日(日)は東京や大阪で最高気温が20℃に届く予想となっていて、春を感じられる陽気となりそうです。
日ごとや一日の中での寒暖差が大きくなるため、体調管理にお気をつけください。
一連の寒波で積雪が大きく増えた地域では、気温の上昇によって急速に雪解けが進みます。屋根からの落雪や山間部での雪崩などに注意が必要です。
気温上昇とともに西日本や東日本の太平洋側を中心にスギ花粉の飛散が増加する見込みです。
症状を覚える方はマスクや目薬で万全の対策をしてください。これまであまり症状が出ていなかった方も、影響を受ける可能性があるためしっかりと対策を行うようにしてください。