世界中で愛され続ける「きかんしゃトーマス」が、2025年、原作出版80周年を迎える。これを記念した「きかんしゃトーマスの世界展 ~はたらく機関車たちのおはなし~」が、2025年3月15日(土)から京都鉄道博物館で開催されるのは既報の通りだが、この度、詳細が明らかになった。
■俳優・板垣李光人さんが応援サポーターに
「きかんしゃトーマスの世界展」板垣李光人(りひと)さんが応援サポーターに
俳優やアーティストとして幅広く活躍中の板垣李光人(りひと)さんが、本展の応援サポーターに就任することが決定。幼い頃からの熱心なトーマスファンという板垣さんは、「大人になった今、このような形でお仕事をさせていただけることを大変光栄に思います」とコメント。板垣さんが特別に描き下ろした「レディー」と「トーマス」のイラストが会場で展示されるほか、一部展示では板垣さんの声によるガイドも楽しめる。
■原作からアニメ制作の裏側まで、魅力満載の展示
展示内容の詳細も発表された。本展では、原作絵本からアニメまでの変遷、貴重な作品展示に加え、英国保存鉄道の紹介やデジタルプレイツールも登場。「きかんしゃトーマス」の世界を様々な角度から楽しめる。
■第1章:トーマスの物語、その始まりを探る
展示の始まりを飾るのは、原作者ウィルバート・オードリー牧師の貴重な資料の数々。直筆の草稿や、息子さんへ贈った木製おもちゃの複製など、トーマスのおはなしの原点に触れることができる。シリーズ1巻目「3だいの機関車」の絵本原画も、ストーリーとともに一枚一枚丁寧に紹介されるそう。
オードリー牧師手描きイラスト 「3だいの機関車―なかよしになった3だい」
1巻「3だいの機関車」の原画/レジナルド・ダルビー
■第2章:テレビアニメの舞台裏へご招待
より多くのファンにトーマス作品が広まるきっかけとなったのがテレビアニメーション。ここでは、懐かしの模型アニメから、3DCG、最新の2Dアニメまで、時代とともに進化してきたトーマスの姿を一堂に展示。制作現場の裏側も覗けるスペシャルな展示に、子どもたちの目が輝くこと間違いなし。
撮影に使用されたマードックの模型
撮影に使用されたトーマスの顔パーツ
CG映像を制作する際の資料
■第3章:父から息子へ、受け継がれる物語
原作者の息子、クリストファー・オードリーが引き継いだ「汽車のえほん」シリーズの貴重な原画が展示される。なんと、この春発売される新刊の28巻「ジェームスとディーゼル機関車」と35巻「Thomas and the Great Railway Show」(邦訳なし)の原画も見られるそう。これらを一挙公開するのは、本展が初めてなのでお見逃しなく。
28巻「ジェームスとディーゼル機関車」の表紙原画/クライヴ・スポング
27巻「ほんとうにやくにたつ機関車」の表紙原画/クライヴ・スポング
■第4章:広がっていくきかんしゃトーマスの世界
絵本や映像にとどまらず、様々なグッズや商品へと広がる「きかんしゃトーマス」の世界。レアなグッズやさまざまなタッチで描かれた絵本の数々で、トーマスの魅力を存分に伝える。
Meccano Percy the Small Engine Set(1965)
トーマスくんいまなんじ?(1992・絵:ケン・ストット)
■子どもたちも大興奮!デジタルで遊べるプレイゾーン
子ども向け参加型コーナーでは、最新技術を駆使したデジタルプレイツールで、自分だけの線路を作ってトーマスを走らせることができる。フォトスポットやソドー島のジオラマも設置され、写真撮影も思う存分楽しめる。
参加型コーナーでは、デジタルアート作品とトーマスがコラボレーションしたプレイツールが登場 / ※画像はイメージ
ソドー島を再現したジオラマも登場
■限定グッズをゲットするチャンス!
会場のミュージアムショップでは、イベント開催を記念してグッズ販売コーナーを設置される。「A4クリアファイル」(495円)や「横浜文明堂 カステラ」(1500円)、「松崎煎餅3枚入」(735円)など、ユニークなアイテムが勢ぞろい。
「A4クリアファイル」(各495円) / ※画像はイメージ
「横浜文明堂 カステラ」(1500円) / ※画像はイメージ
「松崎煎餅3枚入」(735円) / ※画像はイメージ
展示は2025年3月15日(土)から5月6日(振休)まで。80年の歴史を持つ「きかんしゃトーマス」の世界を、ぜひ家族みんなで体験してみよう。
※商品画像はイメージです。内容や価格は予告なく変更になる場合があります。
※売り切れの際はご容赦ください。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
(C)2025 Gullane (Thomas) Limited.