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「定時です…」手術のタイムリミットはまさかの定時!?「また救えなかった…」ブラックなオチに読者総ツッコミ!!【作者に聞く】

  • 2025年2月10日
  • Walkerplus

時間との戦いを迫られる天才外科医、けれどその戦い方が予想外すぎた
時間との戦いを迫られる天才外科医、けれどその戦い方が予想外すぎた / 画像提供:津夏なつな(@tunatu727)

命を救えなかった天才外科医……その原因は未知の難病でも複雑な手術でもなく「定時上がり」だった?SNS上に「1000本ノック」として日々4コマを発表し人気を集める津夏なつな(@tunatu727)さん。

なかでも、天才外科医「黒川」を主人公とした「医療知識ゼロの人が描いた本格医療マンガ」シリーズが笑いを呼んでいる。代表作の紹介とともに、シリーズとして描くようになったきっかけやアイデアの発端について、津夏さんに話を訊いた。


■読者からは「働き方改革ですね」「ホワイトな巨塔」などの声が多数!
「医療知識ゼロの人が描いた本格医療マンガ」5-1
「医療知識ゼロの人が描いた本格医療マンガ」5-1 / 画像提供:津夏なつな(@tunatu727)

「医療知識ゼロの人が描いた本格医療マンガ」5-2
「医療知識ゼロの人が描いた本格医療マンガ」5-2 / 画像提供:津夏なつな(@tunatu727)

「医療知識ゼロの人が描いた本格医療マンガ」8-1
「医療知識ゼロの人が描いた本格医療マンガ」8-1 / 画像提供:津夏なつな(@tunatu727)

最初のアイデアが生まれたきっかけについて、「医療知識がまったくない人間がかろうじて知る民間療法や、おまじないレベルの医術で本格漫画を描いたらおもしろいんじゃないかという思いつきで描いてはみたものの、当時は漫画を描き始めて1カ月も経たない頃で、画力や構成力が全然足りず上手く表現できないもどかしさがありました」と、作者の津夏なつなさんは振り返る。

その後、「毎日4コマを描いて修行し、1年経って改めて挑戦したところ、驚くほど大きな反響を頂きました。これに味をしめて、シリーズ化として続けていこうと思いました(笑)」と教えてくれた。

津夏さんは「4コマ1000本ノック」で一発ネタの作品も多く発表しているが、フォーマットがある程度固まったシリーズを描く際の違いや難しさについて、「SNSでタイムラインに流れてくる漫画は、パッと一瞬で読める単発の4コマが向いていると思っています。一方で、シリーズ作品や続き物の漫画は新たな読者が付きづらい印象があるため、なるべく初めて目にした人でも読みやすい内容にしなければと意識して考えています。4コマだけで全てを完結させなければならない一発こっきりのネタと比べて、続き物作品は描く側としてはとても考えやすくて楽ちんではありますよ(笑)」と語った。

作者自身のお気に入りは、「11話、21話、26話、33話です。特に33話は有名な医師の先生が引用リポストしてくれて感激しました」と教えてくれた。まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてほしい。


取材協力:津夏なつな(@tunatu727)

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