
東京駅のエキナカ商業施設「グランスタ丸の内」に、茅乃舎の“だし茶漬け専門店”「茅乃舎 お椀や」がオープン!早速、どのようなメニューが楽しめるのか体験してきた。
同店は、JR東京駅構内地下1階「グランスタ丸の内」の茅乃舎店内に、落ち着いた和のしつらえで登場。ここでは、茅乃舎こだわりのだしを存分に味わえるよう、だし茶漬けをお膳にして用意。繊細な温度や煮出し加減を見極めた“だしの格別なおいしさ”を楽しませてくれるという。
注目ポイントは、4種類のだし(茅乃舎だし・昆布だし・椎茸だし・鶏だし)から好みのものを選んで、オリジナルの一杯を作れるところ。もちろん、茅乃舎からも「だし×具材」の最高の組み合わせが提案されているので、迷ったらメニュー表にあるものをオーダーしよう。
メニューにあるのは6種類で、「ほぐし鯖」(おすすめだし:茅乃舎だし/1150円)、「ほぐし鮭」(おすすめだし:茅乃舎だし/1150円)、「鶏そぼろの生姜煮」(おすすめだし:鶏だし/1350円)、「釜あげしらすとじゃこ」(おすすめだし:椎茸だし/1350円)、「和牛ロースと五種の茸」(おすすめだし:椎茸だし/1550円)、「昆布締め鯛」(おすすめだし:昆布だし/1550円)。
記者は、「ほぐし鯖」と、おすすめの茅乃舎だしの組み合わせで注文し、まずは具をごはんにのせて、そのままパクリ。その後、だしをかけてだし茶漬けとして楽しんだ。
茅乃舎だしは、長崎県産の焼あごや北海道産真昆布、鹿児島県産鰹節などを使用したもので、優しく上品な味わいが特徴。ガッツリと食べ応えのあるほぐし鯖と、これを邪魔しない、雑味のない茅乃舎だしはバランスのいい組み合わせとなっていた。
また、三つ葉やミョウガのトッピング、テーブルに用意された茅乃舎の薬味「生七味」を同時に口に入れると、さらに豊かな味わいに。香りと香りが相乗効果を生み、それぞれを引き立たせ合っていた。
同店の広報担当者は、「だしのうま味をしっかりと楽しんでいただきたいと思って考えた“ここでしか食べられない”メニューをそろえています。『和牛ロースと五種の茸』などは、鹿児島の和牛を使っておりまして、お肉屋さんから『お茶漬けに使うなんて贅沢ですね!』と驚かれるくらい、いいお肉なんですよ。だし茶漬けは、ササッと食べられるものではあるのですが、ここでは“時間に追われて食べるファストフード”としてではなく、“ゆっくりホッとできるもの”として提供したいと考えています」と話している。
東京駅を利用する際は、お出かけ前でバタバタしているかもしれないが、“だしの旨味と温かさ”で、ホッとひと息ついてみてほしい。
取材・文=平井あゆみ
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