サイト内
ウェブ

水引細工「梅のぽち袋」の作り方

  • 2023年11月29日
  • NUKUMORE

「あわび結び」を応用すると、「梅結び」という結び方ができます。1本で結ぶとぽちっと小さな花になり(1C・1D)、3本で結ぶとより梅の花らしくなります(1A・1B)。

K75_p10_main_1_1700548234 ■和工房包結 https://mizuhiki-houyou.jp
■Instagram wakobo_hoyou 

必要な材料

★できあがりサイズ:9×9cm

・梅…水引(赤またはピンク2・白1)30cm×合計3本
・帯…水引(赤)45cm×1本
・のし…帯を結んだ余りでつくる
・ぽち袋…壇紙19.6×26.5cm
・ぽち袋型紙…工作用紙9×9cm
・木工用ボンド
・裸ワイヤー#30

事前準備

* あわび結び その2 ~複数本で結ぶ~ やり方

K75_p8_map_1_1700549688 基本の「あわび結び」を複数本で結ぶ練習をしましょう。結び方は、1本のあわび結びと同じですが、水引の整え方にコツがあります。まずは、3本ぐらいから練習し、少しずつ本数を増やしていくと良いでしょう。 【材料】
水引(赤2・白1)30cm×合計3本 ◆3本の水引で練習しましょう

01 水引(赤、白、赤)3本を横に揃えて持ち、水引の中心を左手で押さえます。
K75_p8_flow_1_1700549889 02 水引の中心より手前で、AがBの下になるように輪を1個つくります。水引3本が重ならず、平らになるように気をつけましょう。水引の交差した部分を、左手で押さえます。 K75_p8_flow_2_1700805568 2のBを矢印の方向に回してもう1個輪をつくり、2でつくった輪の上に図のように重ねます。 K75_p8_flow_3_1700805603 04 重ねた部分を右手で押さえます。続けて左手で、BがAの下になるように水引を交差させます。 K75_p8_flow_4_1700805658 05 水引の本数が増えると、水引同士が重なりがちなので、慣れないうちは確認しながらゆっくり進めましょう。 K75_p8_flow_5_1700805709 06 そのままBを引き締めて、青丸部分を左手の親指で押さえ直します。下の写真のように、複数本で結ぶとBの3本の長さが揃いません。 K75_p8_flow_6_1700805818 07 そこで、Bの3本を右手で持ち、左手の側面で水引の先をトントンと揃えます。 K75_p8_flow_7_1700805952 08 Bの3本の先を揃えます。 K75_p8_flow_8_1700805979 09 Bを1と3でつくった輪の中に上→下→上→下の順で通します。水引の先を揃えることで、輪の中に通しやすくなります。 K75_p8_flow_9_1700806024 10 Bの水引を引き締めますが、水引1本のときのように、3本をいっしょに引っ張るのではなく、内側の水引から1本ずつ順に引き締めます。 K75_p8_flow_10_1700806056 11 次に、真ん中の水引(白)を引き締めます。 K75_p8_flow_11_1700806086 12 最後に外側の水引を引き締めます。こうすることで、水引3本が重ならず、平らに結ぶことができます。 K75_p8_flow_12_1700806116 13 3個の輪の大きさを整えて、できあがりです。
K75_p8_flow_13_1700806157

*ぽち袋の折り方

K75_p14_map_1_1700806977 K75_p14_map_2_1700806993 市販のぽち袋に水引を結んでも良いですが、ぽち袋はとても簡単につくれますので、ぜひ覚えてオリジナルのぽち袋づくりに挑戦してみてください。ここでは檀紙という和紙を使っていますが、紙を変えて、水引との色合わせを考えるのも楽しいです。 01 工作用紙を9cm四方の正方形に切り、右端から3mmのところにボールペンなどで目安線(赤線)を引いて型紙をつくります。 K75_p14_flow_1_1700807458 02 檀紙を用意します。檀紙の右端中央に、型紙を置きます。このとき、型紙の目安線の延長線と壇紙の右端を合わせます。 K75_p14_flow_2_1700807491 03 谷折り線で、紙の左側を右へ折って折りすじをつけます。紙を開いて元に戻します。 K75_p14_flow_3_1700807539 04 3でつけた折りすじで、檀紙(アの部分)を谷折りします。 K75_p14_flow_4_1700807570 05 4のアを折っているところ。ヘラなどを使って、しっかり紙を折りましょう。 K75_p14_flow_5_1700807810 06 5で折った上に型紙をのせて、アの上にイを合わせるように、檀紙を谷折りします。 K75_p14_flow_6_1700807843 07 イをしっかり折ったら、一度紙を開いて、6のアがイの上にくるように折り直します。 K75_p14_flow_7_1700807882 08 型紙を檀紙の中央に置いて、ウ→エの順に紙を折ります。 K75_p14_flow_8_1700807916 09 表に返して、ぽち袋のできあがりです。 K75_p14_flow_9_1700807958

1A・1Bの作り方

K75_p10_map_1_1700808292 K75_p10_map_2_1700808303 ◆1A・1Bの梅を「梅結び」でつくり、帯をつける 01 梅用の水引(赤、白、赤)3本で、水引の中心に「あわび結び」をします。 K75_p10_flow_1_1700808376 02 あわび結びの輪イの★の中に、Aの水引を通します。 K75_p10_flow_2_1700808404 03 Aの水引を引き締めると、輪エができます。輪エが、他の3個の輪と同じ大きさになるようにします。 K75_p10_flow_3_1700808453 04 次に、Bの水引を3でつくった輪エの中に通します。 K75_p10_flow_4_1700808482 05 Bの水引を引き締めると、輪オができます。1~5の工程を「梅結び」と呼びます。 K75_p10_flow_5_1700808532 06 5を裏返して、AとBの水引を交差させ、ワイヤーをねじって留めます。 K75_p10_flow_6_1700808570 07 余分なワイヤーをカットします。ねじった部分が引っかからないように、ペンチで押し倒して固定します。 K75_p10_flow_7_1700808615 08 水引AとBも、約5mm残して余分をカットします。水引A、Bの交差部分に帯用の水引を通します。 K75_p10_flow_8_1700808648 09 ぽち袋に結ぶ、梅の飾り部分ができました。 K75_p10_flow_9_1700808679 ◆ぽち袋に梅の帯を結ぶ 01 ぽち袋を用意します(ぽち袋の折り方参照)。ぽち袋の真ん中に、梅結びの飾りを合わせます。 K75_p10_flow_10_1700808775 02 ぽち袋を裏返します。水引がたるまないように、ぽち袋の角でしっかり水引を折ります。 K75_p10_flow_11_1700808800 03 水引をぽち袋の中央で交差させ、水引Aが右上にくるように引き上げます。 K75_p10_flow_12_1700808827 04 水引Aを押さえながら、左下にきた水引Bで輪をつくります。 K75_p10_flow_13_1700808867 05 輪の中に、水引Aを通します。 K75_p10_flow_14_1700808895 06 そのまま水引のA、Bの両端をもって、引き締めます。 K75_p10_flow_15_1700808926 07 水引の両端を結び目から約2.5cmでカットします。 K75_p10_flow_16_1700808952 08 7でカットした余りの水引7cmをひと結びして、のしをつくります。結び目のところに、木工用ボンドを少量つけます。 K75_p10_flow_17_1700808988 09 ぽち袋の右上にのしを貼って、できあがりです。 K75_p10_flow_18_1700809026

1C・1Dの作り方

K75_p10_flow_21_1700809423 K75_p10_flow_22_1700809438 【材料】
梅…水引(色はお好みで)18cm×5本
のし…水引(色はお好みで)7cm×1本 01 水引1本で、1A・1Bと同様に「梅結び」をして梅を5個つくります。ぽち袋に木工用ボンドで作品見本を参考に貼りましょう。 K75_p10_flow_19_1700809557 K75_p10_flow_20_1700809579

「水引細工」のレシピをもっと見たい方におすすめ!

「季節をむすぶ かわいい水引 新装版 」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんの手作り水引細工レシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。

K75_book_1698062686

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。