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「信州フルーツ合衆国 さくらんぼ園」(喬木村伊久間原)で6月2日、サクランボ狩りが始まった。(飯田経済新聞)
枝から実を摘み取って食べる
広さ2000平方メートルの同園では「佐藤錦」を主力に、「幸香錦(こうかにしき)」「高砂」「紅秀峰(べにしゅうほう)」「紅さやか」「ナポレオン」「レイニア(アメリカンチェリー)」など計60本のサクランボを育てている。園内の木には品種の表示がなく、同社専務の林弘冨さんは「名前にとらわれず、好みの味を探して」と呼びかける。
5日には、岐阜県や木曽地域から訪れた女性客からは「大きくて甘みが強い。案内も親切で毎年通っている」「赤くなくても味が濃い」などの声が聞かれた。中京圏からの団体客は「おなかいっぱい食べた」「木によって味が違って面白い」「食感がしっかりしていて酸味もある」などと感想を口にしていた。
同村ではリンゴやイチゴの栽培が盛んだが、6月は収穫の端境期となる。初夏にも観光客が立ち寄れるようにと、同園では約20年前にサクランボ狩りを開始。村内で果物や野菜を栽培する6人が集まり、観光客を受け入れている。
林さんは「凍霜害対策をして万全で春を迎えたが、5月の高温で実が減ってしまった」とし、「来年はまた工夫して、実が多くなるようにしたい」と話す。
開園時間は9時~16時。30分食べ放題で、中学生以上=2,200円、小学生=1,100円、小学生未満無料。要予約。