50代から始めたWebライターの仕事。最初に受注した案件は?

  • 2024年1月19日
  • レタスクラブニュース


長い間仕事も育児もがんばってきた方。いつの間にかお子さんの手が離れ、ふとした瞬間に「自分の人生このままでいいのかな」と思うことはありませんか。

子育て中には自分のことは後回しになってしまいがちですが、子育てが終わると気持ちや時間に余裕ができるもの。

「新しい挑戦をしてみたい」
「新しい仕事をしたいけど、年齢で雇ってもらえないかも」
「若いころより体力が衰えているから大丈夫かな」

こんなふうに思うかもしれませんね。

今回は、2人の子育てを終え50代で在宅で働く、瀬崎貴子さん(@smile12tako)に、年齢にとらわれない「Webライター」や在宅ワークのお仕事について教えてもらいます。

*  *  *

私はコロナ禍を機に人生を見つめなおし、未経験の状態から副業でWebライターを始めました。現在はWebライターの仕事を本業にして、複数の取引先と契約を交わして在宅で仕事をしています。

年齢にとらわれないWebライターの仕事に出合って、子育てが終わり50代になっても新しい挑戦ができると実感しています。今は、地域に根差したお店の取材や、ネット上の記事の執筆などを手掛けつつ、試行錯誤しながら日々歩んでいる状態です。

今回は、50代になって未経験からWebライターに挑戦した私が、最初にどのような案件を受注したのかをご説明します。

始めのころの仕事内容

最初に受注した仕事は、資格の勉強方法に関する記事の執筆でした。

まず、クラウドソーシングサイト(※1)に登録し、ライターの仕事を探すことに。Webライターに関するブログ記事やYouTubeでは、経験したことのあるジャンルのほうが仕事を受注しやすいという情報があったので参考にしました。

※1:クラウドソーシングサイトとは、仕事を探す人と仕事を依頼する人とのマッチングサイトのようなもの

自分が経験した職業や資格関連の仕事を探すと、「宅地建物取引士の勉強方法について記事を書き、WordPress(※2)に入稿する仕事」を募集していました。
※2:WordPressとは、Webサイトやブログを作成できるソフトウェアのこと

私はかつて不動産会社に勤め宅地建物取引士の資格を持っていたのと、WordPressでブログサイトを立ち上げた経験があったので応募してみました。
報酬は安かったのですが、記事の執筆の仕方や、独学で学びきれなかったWordPressの使い方が覚えられると思ったのです。


他には、初心者OKの校正をする仕事も受注できました。以前、手書き原稿や書籍をパソコンに入力したり、修正したりする仕事を経験していたからです。

このように、以前経験した仕事や資格・趣味など自分が書けそうなものにはどんどん応募してみました。

コンテンツコンバート

Webライターとして活動していくと、X(旧Twitter)から仕事の依頼がありました。それはコンテンツコンバートの仕事です。

コンテンツコンバートとは、Web記事やSNSの投稿、動画などを、他のコンテンツ用に作り替える仕事です。たとえばXの複数投稿をまとめてひとつのブログ記事にしたり、YouTubeの動画をインスタグラム投稿用の記事に作り替えたり、といった作業を指します。

私が手掛けたのは、オンラインセミナーの内容をブログ記事に要約する仕事の依頼でした。決められた文字数でコンパクトに記事を要約し、画像も決められたWebサイトから選んで挿入していくのは楽しい仕事でした。



オンライン事務代行

クラウドソーシングサイトからスカウトされたこともあります。前職の経験に関連した仕事で、オンライン事務の代行をすることになったのです。
仕事内容自体は初めての業務だったのですが、オンライン上で打ち合わせがあり、新しい仕事が始まりました。

会社に出社して事務をするのと違って、在宅だとわからないことがあってもすぐに聞くことができません。ツールの使い方などはネット上で調べ、仕事を進めていきました。それでもわからない場合は要点をまとめておき、後日の打ち合わせで不明点を解消していきました。

このように、クラウドソーシングサイトのプロフィール欄を見た発注主から、スカウトメールが来ることがあります。ですので、経験した職業や業務内容などを詳しく記載しておくと、仕事につながるチャンスが増えると思います。

*  *  *

在宅ワークの仕事は、Webの記事作成に加えてコンテンツコンバート、オンライン事務代行など、さまざまな種類があることがよくわかりますね。年齢を重ねると、実務経験や趣味も増えていくので、挑戦できる仕事の幅も広がります。

もちろん新しい知識を勉強する必要はありますが、「今までの経験が強みにもなる」と思えるのではないでしょうか。今まで積み重ねた経験を洗い出して、在宅ワークに挑戦するのもいいかもしれませんね。







▶プロフィール
瀬崎貴子
人生後半戦でもあきらめずに何にでも挑戦中。2人の子育てが終わって50代でWebライターに。「わくわくを大切に生きる」がモットー。



文=YY

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