いたむのが早いイチゴは鮮度が命! 新鮮で甘い果実の見極め方って?

  • 2023年2月18日
  • レタスクラブニュース




スーパーマーケット青果部に10年以上勤務し、SNSでは野菜の正しい保存方法やおいしい野菜の選び方のほか、いち早く野菜・果物の高騰情報を発信するなど、野菜のプロならではの鮮度のよい情報を惜しみなく公開している青髪のテツさん。

そんな青髪のテツさんによる、明日からスーパーで失敗しなくなる「選び方のコツ」をご紹介。野菜選びの「基礎・基本」をぜひ参考にしてみてください。

イチゴはつぶつぶまで赤いほうがおいしい



イチゴは粒の大きいものが甘くなります。そのうえで、ヘタの近くまで赤くなっているかを見ましょう。
 
表面にあるつぶつぶもチェックポイントの一つです。つぶつぶは緑色だったりしますが、赤くなっているものが熟度が高くよりおいしいです。
 
イチゴはいたむのが早い果物なので、鮮度も大切です。
 
日にちがたつと先端がやわらかくなってうっすら白いカビが生えてきます。先端部分をよく見て、カビが生えていないか、透明っぽくなっていないか確認しましょう。
 
表面にツヤがあり、ヘタが濃い緑色でそり返っているものは鮮度が高いといえます。

旬の目安
2、3月

生産地 TOP3
1位 栃木 15.4%
2位 福岡 10.1%
3位 熊本 7.6%

■比べてみよう!
じつは、つぶつぶの部分が「果実」で赤い部分は「花托(かたく)」というよ


つぶつぶが緑色のもの



つぶつぶが赤いもののほうがおいしい

■野菜博士への道
原産地はアメリカといわれていて、コロンブスのアメリカ大陸発見後にヨーロッパへ伝わり、江戸時代にはオランダ人によって日本にもたらされました。果物の中でも特にビタミンCの量が多く、そのほか葉酸、食物繊維がたっぷり含まれていて、風邪の予防に効果があるとされています。

店員のヒトコト
イチゴのパックを裏からのぞいて下側のイチゴもチェックしよう!

※本記事は青髪のテツ・著、わたなべみきこ・イラストの書籍『スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑』から一部抜粋・編集しました。

作=青髪のテツ、イラスト=わたなべみきこ/『スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑』

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