家族がそろう休日、みんなでにぎやかにお料理するのもいいものですよね。わいわい楽しめる「親子クッキング」にぴったりのレシピをご紹介します。
「休日だから作りたいレシピ」連載第3回目は、「手打ちうどん」。ポリ袋を使ってモミモミ、こねこね...。ちょっとしたストレス解消にもなるうどん作りにチャレンジしましょう!
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▶︎教えてくれたのは
市瀬悦子さん
料理研究家。アイディアにあふれた食欲をそそるレシピが人気。休日は観葉植物をめでつつ、大好きな音楽を聴きながら料理するのが定番。
つるつる手打ちうどん
踏まなくてもOK! ポリ袋で極上手打ちうどんが完成
[ 材料・4人分 ]*1人分412kcal/塩分3.0g
・粉類
∟強力粉 ...200g
∟薄力粉 ...200g
・塩水
∟塩 ...小さじ2
∟水 ...180ml
・打ち粉 (薄力粉) ...適量
[ 作り方 ]
1. 粉類に塩水を加える
約28×40cmのポリ袋に粉類を入れ、袋の口を閉じて振り、混ぜる。塩水を3回に分けて加え、そのつど粉に塩水をなじませるように袋の上から軽くもむ。
2. 袋の上から生地をこねる
時々袋の向きを変え、生地を袋からはがしながら、5~8分袋の上からしっかりとこねる。
3. 生地をまとめて休ませる
生地がなめらかになり、ひとまとまりになったら、袋の中で生地をコッペパン状に整え、生地が乾燥しないよう袋の口を閉じて、室温で約30分おく。
4. 生地をのばす
乾いたまな板に打ち粉少々をふり、生地を袋から取り出してのせ、縦横半分に切る。1切れ残してあとはポリ袋に入れ、乾燥を防ぐ。まな板と残した生地に打ち粉少々をふり、めん棒で約30×17cmにのばす。
5. 折り畳んで切る
生地の表面に打ち粉をやや多めにふり、長さが3等分になるよう蛇腹状に折って横長に置き、5~6mm幅に切る。バットに入れ、打ち粉少々をふってほぐす。残りの生地も同様にする。
ゆでる前に余分な打ち粉を振り落とし、たっぷりの熱湯にほぐし入れてゆでよう!
〜冷凍保存もOK!〜
ゆでる前のうどんは、1人分ずつラップで包み、約3週間冷凍保存可能。食べるときは、凍ったまま、ざるうどん、釜たまうどん(次ページ参照)ともに、約2分長めにゆでる。
つるつる手打ちざるうどん
絶妙なコシをシンプルに味わって
うどんは8分を目安に、好みの加減にゆでる。ざるに上げて冷水でもみ洗いし、ぬめりをとって水けをきる。好みの薬味とめんつゆを添える。
つるつる手打ち釜たまうどん
卵がからんだ麺ののどごしがたまらない!
うどんは6分を目安に好みの加減にゆで、ざるに上げて湯をきる。卵黄、万能ねぎの小口切り、揚げ玉をのせ、しょうゆをかける。
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小さな子どもでも一緒に楽しめる、手打ちうどん作り。自分でお手伝いしたうどんのおいしさは格別だから、もりもり食べてくれること間違いなしです♪
冷凍して、忙しい平日のためのストックにできるのもうれしいポイント。
ぜひ親子でトライしてみてくださいね!
<レタスクラブ21年5月号より>
調理/市瀬悦子 撮影/木村 拓 スタイリング/河野亜紀 栄養計算/スタジオ食 編集協力/singt
【レタスクラブ編集部】