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レンコンの穴の中が黒い!黒ずみは食べられるの?今さら人に聞けないレンコンの洗い方を調べてみた

  • 2024年10月27日
  • 暮らしニスタ

こんにちは。家事コツ研究員のFumiです。秋冬の今が旬のレンコン。使おうとしたら「穴の中が黒い!」と気になることってありませんか?レンコンの穴の黒ずみは取らなくてよい、という話も聞くのですが…。レンコンの穴の洗い方について、今さら人には聞きづらいので、こっそり調べてみました!

レンコンの穴の黒ずみには3種類ある!食べてOKな場合も

調べたところ、レンコンの穴の汚れや黒ずみは、取り除かないといけないものと、そのまま食べても良いものがあるそうなんです。

【レンコンの穴が黒い原因】

(1)レンコンに含まれるタンニン(ポリフェノール成分)が酸化した…そのまま食べてもOK。

(2)泥や砂がついている…泥・砂を取り除けば食べられる。

(3)腐っている、傷んでいる…食べない。

上写真のように、褐色した黒ずみはタンニンの酸化が原因のもの。大手メーカー、カゴメさんの公式サイトによると、タンニンはポリフェノール成分の一種なので、食べても大丈夫のようです。ただし、この黒ずみは鮮度が落ちているサインでもあります。

上写真は、酸化で黒ずみ、さらに泥汚れ付き…というもの。レンコンの収穫中に、泥が穴に入ることが稀にあるのだとか。この泥は簡単に洗い落とせますよ。洗い方はのちほど!

黒ずみの原因が腐敗や痛みの場合は、残念ですが捨てます。これもカゴメさんの公式サイトによると、傷んだれんこんの見分け方は、穴の中だけでなく、切り口や穴の周りも黒や茶色になっている、とのこと。

でも、そもそもレンコンを腐らせないで、なるべく長持ちさせたいですよね。

その場合は、JA水郷つくばさんの『れんこんチャンネル』にある保存方法もおすすめ。湿らせたキッチンペーパーか新聞紙でレンコンを包み、ジップ袋へ入れ、空気を抜いて冷蔵庫へ入れる、というものです。この保存方法だと7~10日ほど日持ちするそうですよ♪

レンコンの洗い方&下処理

続いて、レンコンの穴の洗い方を試してみます 今回はカゴメさんと小林食品さんの公式サイトで紹介されている洗い方を参照しましたよ。

まず、れんこんの皮をピーラーなどで剥きます。皮は本来は食べられるのですが、歯ざわりや衛生面などを考えると剝いたほうが良いみたい。

切ります。汚れが気になるときは縦に切ると、穴の中が洗いやすい。柔らかい泥なら、この状態で流水をかけるだけで落とせますが、落ちないときは水に浸します。

しばらく水の中に置いて泥がふやけたら、軽くこすります。

こすり方については小林食品さんのサイトでは紹介されていなかったのですが、指でこすってもスルンと簡単に落ちましたよ♪穴が深いときなどは、綿棒や割りばしを挿し込むと便利。

はい、落ちました!

ここからさらに、タンニンの酸化による黒ずみを取る方法にも挑戦してみました~。ボウルに水、レモン汁を入れ(水100mlにつき、レモン汁小さじ1が目安)、レンコンを浸すというもの。やってみると…。

30分後、引き揚げたのが下写真の右レンコンです。左は同じレンコンを切り分けて、レモン水に浸さずに置いておいたもの。

右のレンコンは、かなり白くなったように見えます! ちょっと手間ですが、レンコンの白さが大事な料理を作るときは試すといいかも、です。

ちなみに、私はレンコンを買うとき、「穴の中まで様子が見えるほうが安心」と思い、断面が見えるものを選んでいたのですが…。実は、両端の節がカットされずに残っているもののほうが中はキレイで、鮮度も落ちにくいのだとか。大間違いだった~(汗)。

レンコンの穴の黒さや汚れが気になるとき、参考にしていただければ、うれしいです♪

写真・文/北浦芙三子

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