こんにちは!家事コツ研究員のYOKOです。常備しているご家庭も多いであろうキッチンハイター。最近は泡タイプも出てきて汎用性がより高まっています。実はこのキッチンハイター、思っていた以上に使い道がありました。まな板や食器類に使うだけではもったいないですよ!
まずはキッチンハイターの紹介を簡単に。
キッチンハイターは台所用の塩素系漂白剤です。主成分は、漂白剤である「次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)」。
似た洗剤にお風呂掃除でよく使用する「カビキラー」がありますが、キッチンハイターの方が「次亜塩素酸ナトリウム」の濃度が高いです。
用途は「漂白」と思われがちですが、「除菌」や「消臭」の役割も果たすスグレモノです。
キッチンでは、まな板の除菌やふきんなどの消臭目的で使うことが多いと思いますが、他にも知っておくと便利な使い道があるんです。
1つ目は、放置しがちな冷蔵庫内の除菌。冷蔵庫は冷えているので清潔さをキープできていると思いがちですが、実は菌の温床。そこでキッチンハイターで時々除菌しましょう。
こちらも水500ml にキッチンハイター5mlを入れた水にふきんを浸し絞ってから、冷蔵庫内を拭きあげます。その後は水拭きも忘れずに。
冷蔵庫内の取り外せるパーツはつけ置きをして除菌も可能です。30分ほど浸け、水ですすぎ、よく乾かしてまたセットしましょう。
臭いが残りやすいお弁当箱を洗う際にもキッチンハイターはとても有効です。お弁当箱に直接スプレーし、そのまま3分ほどおいておきます。
その後、水ですすぎ、しっかり洗い流して乾かしてください。食材を長く保管するお弁当箱こそ、しっかり除菌と消臭をしておきたいですね。
コロナやインフルエンザなどの感染症対策に、キッチンハイターはとても有用です。
ドアノブなど多くの人がよく触れる部分には、キッチンハイターを薄めて作った消毒液で消毒しましょう。 消毒液の作り方は、水500ml にキッチンハイター5mlを入れるだけ。
この液に雑巾などを浸して絞ってから、ドアノブや取っ手、スイッチなどを拭いていきます。
【注意点】
・消毒後は、水拭きや十分な換気を行い、残留液が残らないようにしましょう。
・次亜塩素酸ナトリウムを使う際は、手袋を着用し、皮膚や目に直接触れないように注意してください。
・酸性洗剤と混ぜないように注意が必要です(有害なガスが発生する恐れがあります)。
万能過ぎるキッチンハイター、1本常備しておくと、さまざまなものの清潔をキープするのに役立ちます。刺激臭があるので、使う際には、換気扇を回したり、窓を開けたりするなど、換気するようにしてくださいね。
撮影・文/YOKO