煮出したお茶を常温で冷ましていませんか?実はコレNGなんです!正しい保存方法をご紹介させていただきますね。
煮出したお茶を家で飲むけど、 何日もつのか分からないまま飲んでいませんか?
実は、煮出したお茶って腐りやすいんです!また、煮出し方によって、腐るスピードが全く異なるんです…。
今回は、お茶を安全に飲むために、どのように煮出せばよいか紹介します。
一般的な2つのお茶の作り方を比べてみましょう!
【A】煮出した麦茶を急冷する⇒ほぼ雑菌が繁殖せず
【B】煮出した麦茶を常温で放置して、冷蔵庫に入れる⇒3日目から雑菌の繁殖が!
お茶を煮出す時には、常温で放置せず、急冷させましょう!
※【A】の例でも、環境や状況によっては雑菌が増える場合があります
①普段よりも濃い目で熱いお茶を作る
②冷蔵用の容器に氷を入れる
③先程の容器に、熱いお茶を入れる (まだ熱さが残っているようであれば、容器に氷を追加する)
④冷蔵庫で保存する
作りたての風味や香りが変化し、澄んだ味わいでなくなります。また、表面によどみや膜のようなものが現れた場合には、完全に傷んでいるので、飲むのをやめましょう!
【麦茶やコーン茶、黒豆茶などの穀物茶 】
炭水化物が多いこと、そして抗菌作用のある『カテキン』を含まないことから、比較的傷みやすい。
【ウーロン茶や緑茶、紅茶】
カテキンを含むために、比較的傷みにくい。
【(例外)玄米茶】
カテキンが含まれているものの、煎った玄米が入っているお茶なので傷みやすい。
プラスチックなど水筒内部に傷が付きやすい材質は、あまりおすすめできません。傷の間に雑菌が残りやすく、お茶を傷める可能性が高くなってしまうからです。
水筒内部に傷がつきにくい魔法瓶などに入れて持ち運びましょう。
梅雨時や夏場はもちろん、暖房が効いた室内や車内も気を付けましょう!
アイデア/助家事さん ※人気記事を再編集して配信しています。