災害の備えは「防災バッグ」から始めるのも手!災害時に役立つ30アイテムが入った、防災士監修のセット

  • 2025年4月30日
  • GetNavi web

大規模災害は、ひとたび発生すれば、これまでの穏やかで普通の日常を簡単に破壊してしまう。災害の怖いところは想定の上をいく事態が起こること。だからこそ最低限でも備えは大切だ。何をどうすれば……と少しでも思ったら、いますぐに始めたい。

 

防災は“いま”を逃さず、常日頃から備えを意識する

2024年元日に発生した巨大地震で甚大な被害を被った能登半島地方を集中豪雨が襲ったのは秋、9月のことだった。たたでさえ地震の後で、復興に向けた歩みが着実に進みつつあった時期に、文字通り水を差す新たな被害の発生。あたりまえのことではあるが災害はいつ、どこで発生するか、それは誰にもわからない。

 

大きな地震があった直後には「余震に警戒を」とはいうものの、脅威はまた違った形で迫ってくることがある。幾重にも重なり拡大していく被害。“これだけ大きな災害があったのだから、もうしばらくは起きないだろう”という希望的観測は打ち砕かれてしまった。

↑能登半島地震では何らかの被害を被った家屋が15万軒以上に及んだ。ライフ ラインは寸断、被災地への交通網の多大な支障を受け救援作業は困難を極めた。

 

災害時にダメージを受けるライフライン。水や電源の確保は誰でも、「まず最初にやるべきことリスト」に入っていることだろう。

 

ところが今年1月終わりに発生した埼玉県八潮市の下水管破損による道路陥没事故の際には、生活用水の排水を限りなく減らす、下水に流さないようにしてほしいという要請が出る事案が発生。住宅地や商業地で突然起こる都市型災害は、極力、水を使わないで済ませるという対策も今後は重要になってくるかもしれない。

 

災害に想定外は付き物ではあるが、いま自分が居る場所やライフスタイル、過去の災害で起こったことを鑑みれば備えるべきモノの優先順位も見えてくるはずだ。日常生活でも普通に使えて、イザというときには“あって良かった”と思えるアイテムも多い。備えのタイミングはいつも“いま”だ。

↑昨年8月、日向灘で発生したM7.1の地震を受け現実味を帯びてきた南海トラフ巨大地震の脅威。発生確率は今後30年で80%に引き上げられた

 

備えるモノがわからなければ「防災バッグ」から始めるのもテ!

防災士監修の防災バッグは販売個数200万個突破!

山善
防災バッグ YBG-30R
価格:4800円

 

防災士の資格を持つ同社社員が考案した防災セット。災害時に役立つ30アイテムがリュックひとつにまとめられ、コンパクト&リーズナブルに揃えられる。一時避難対策のスターターキットとしても最適なパッケージだ。

↑2016年11月からシリーズ累計200万セットを販売するロングセラー。スマートながら収納性の高いリュックも心強い。

 

↑雨や寒さから身を守るアルミブランケット(W213×H137cm)。保温用として、また簡易的な防水シートとしても使える。

 

↑たとえばラップ。食事のときはもちろん、身体に巻き付ければ防寒に、骨折や捻挫など怪我をしたときには三角巾のような使い方も。

 

※「GetNavi」2025月4月号に掲載された記事を再編集したものです

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