茎が無く、花びらが綺麗なクリスマスローズ。しかし育てるには、定期的に肥料を与えることが不可欠です。適当な肥料を、適量で適期に与えなければいけません。そのやり方を今回ご紹介します。
すべからく植物は肥料の3要素、窒素・リン・カリウムを与えなければいけません。
加えてクリスマスローズにはマンガン・鉄などの微量栄養素も必要です。これらが揃ったものを用意してください。
市販でクリスマスローズ専用の肥料がありますのでお買い求めください。その際根を傷めない『天然腐食』タイプのものを選ぶのが無難です。
また、固形肥料を置くのが一般的で、鉢の隅数か所に間隔をあけておいてください。
できるだけ効き目がゆったりで長持ちの緩効性肥料を置いて下さい。
最初は薄く作ったものから数段階に分けて施肥しましょう。一度に濃いものを与えると肥料焼けという状態に至ります。
肥料の量は鉢の容量によって変えます。目安は1Lに10gと考えてください。
直径12cmの4号鉢は0.5Lなので5g、直径15cmの5号鉢は1Lなので10g、直径18cmの6号鉢は1.5Lなので15gの肥料がそれぞれ必要です。
与える時期にも留意点があります。必ず夏場は避けてください。その時期はクリスマスローズが半休眠期間に入っていますので根・株を傷めます。そうなると逆効果なのでやめましょう。
オススメ時期は冬から春にかけてです。そのころが活動期に当たるのですくすく育つでしょう。
クリスマスローズは上述のように様々留意点があり難しいです。育成が下手だと何年も開花させれなかったりします。
しかしその分、育った時の喜びはひとしおなので持続的に取り組んでください。
※トップ画像はPhoto by まっちゃんさん@GreenSnap