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「シェアリングエコノミー」 Q&A解説

読み:
しぇありんぐえこのみー
英名:
Sharing Economy
  • Q: コミュニティサイクルはどのように利用されている?
    自転車を共有するコミュニティサイクルが各地で導入されている。具体的な事例は?

    A: コミュニティサイクルは従来のレンタサイクルと違って、同じ場所だけでなく複数箇所に設置された駐輪場で自転車を借りたり返したりすることのできる共有システムだ。さいたま市は、実証実験を経て2013年からコミュニティサイクル事業を行っている。100台の自転車と5カ所のポートを用意し、会員は登録料金を払うことで自由に利用することができる。一方、東京都江東区では、「臨海部コミュニティサイクル実証実験」が2018年3月31日まで行われている。区が実施主体となり、ドコモ・バイクシェアが運営を担う。ステーション数は21カ所で、自転車の数は300台。累計利用回数は2015年1月現在で39万回を超える。

  • Q: ワンウェイ方式のレンタカー型カーシェアリングって何?
    国が解禁した「ワンウェイ方式のレンタカー型カーシェアリング」の仕組みを教えてほしい。

    A: レンタカー事業を営む場合、車両配置事務所で貸渡しや整備などの状況を把握するなどの的確な管理が義務づけられている。ICTを使ったレンタカー型カーシェアリングについては、従来から無人の路外駐車場を配置事務所とするとともに、道路運送車両法上の「使用の本拠の位置」とすることができた。国土交通省は2014年3月に、貸渡し車両を他の路外駐車場などに返還してもよいワンウェイ方式のレンタカー型カーシェアリングを同年9月から可能にする通達を出した。これにより、電気自動車(EV)を用いるカーシェアリングでは、充電機などの設置エリアが拡がることが見込まれる。また、電車などで都市部に来た人が車を借りて使用しやすくなる。

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