週間天気予報 春の暖かさは週末まで 雨で季節の進みはひと休み

  • 2025年3月25日
  • ウェザーニューズ

2025/03/25 14:45 ウェザーニュース

■この先のポイント■

・季節外れの暖かさで桜が続々と開花
・雨風強まり傘の出番となる日も
・雨の後は寒気流入で季節は足踏み

今週は27日(木)から28日(金)にかけて全国的に天気が崩れる見込みです。

雨が降るまでは季節外れの暖かさが続きますが、雨の後は気温が大きく下がります。

季節外れの暖かさで桜が続々と開花

28日(金)頃までは全国的に気温がこの時期としてはかなり高くなる見込みです。各地で春本番の暖かさとなり、最高気温が25℃以上の夏日となる所もあるとみています。 北日本では気温の上昇により雪解けが急速に進む可能性があるため、河川の増水や土砂災害などの融雪災害に十分な注意が必要です。

この暖かさによって、桜のつぼみも一気に生長し、西日本や東日本ではソメイヨシノの開花が続々と進む見込みです。一気に満開へと向かうところもあるかもしれません。


気温の上昇とともに花粉の飛散も引き続き極めて多い〜非常に多い状況が続きます。現在、スギ花粉の飛散のピークに加え、ヒノキ花粉の飛散も本格化しはじめてきました。花粉症の方は、マスクやメガネの着用、洗濯物の部屋干しなど、万全な対策を心がけてください。

雨風強まり傘の出番となる日も

27日(木)〜28日(金)にかけて、前線を伴う低気圧が発達しながら東へ進み、北海道付近を通過する見通しです。

全国的に天気が崩れ、広い範囲で雨が降りやすくなります。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、局地的に強い雨や雷雨、大雨となるおそれがあります。大気の状態が不安定なため、落雷や突風、雹(ひょう)にも注意が必要です。

また、各地で風も強まり、横殴りの雨になることもあります。交通機関に影響が出るおそれもありますので、最新の気象情報をこまめに確認してください。

外出の際は、防水性の高いレインウェアや風に強い丈夫な傘を用意するなど、雨風への対策を万全に行ってください。

雨の後は寒気流入で季節は足踏み

低気圧や前線の後ろには寒気が控えていて、通過後は日本列島の上空に寒気が流れ込みます。

これまでの季節外れの暖かさとは一転し、週末から新年度の始まりにかけて、各地で気温は平年並みか平年よりも低めの日が続く見込みです。

今週の暖かさに油断して冬服を片付けてしまうと、外出時やお花見の際に思った以上に寒く感じることもあります。風が強まる日には、体感温度がさらに下がります。冬物はまだ手元に残しておくと安心です。

寒暖差の大きな時期が続きます。服装や体調管理に十分注意しながら、新年度を迎える準備を進めると良さそうです。

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