2025/02/04 11:01 ウェザーニュース
今日2月4日(土)から、北海道札幌市では冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」が開催されています。北海道付近には低気圧が停滞傾向でプラスの気温が続くため、雪像の状態維持が少し心配です。
北海道のすぐ西の海上に低気圧があり、今朝は低気圧を取り巻く雪雲が札幌市内にかかって雪が降っていました。ただ、10時30分現在は雲の隙間に入り、青空も見えています。
また、低気圧周辺では上空の寒気が弱く、札幌市の気温は2.3℃と平年より高い状況です。
今後、低気圧はゆっくりと北上するもののほとんど停滞傾向で、寒気は弱い状態が続きます。札幌市は5℃まで上がる予想で、降るものは雨になる見込みです。
明日5日(水)以降も北海道付近には低気圧が停滞しやすく、札幌市内ではプラスの気温が続くとみられます。特に期間前半は平年より気温が高く、雪像の状態が心配です。雪が落ち着いているタイミングで早めに見に行くのが良いかもしれません。
雪まつりは11日(火)まで開催される予定です。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)