東海から西日本の空に「ハロ」 午後にかけて北の地域から青空優勢に

  • 2025年5月19日
  • ウェザーニューズ

東海から西日本の空に「ハロ」 午後にかけて北の地域から青空優勢に

2025/05/19 10:45 ウェザーニュース

今日19日(月)は東海から西日本の太平洋側で「ハロ」の見えている所が多くなっています。

「天気下り坂のサイン」と言われることもありますが、今日は天気が崩れる心配はなく、段々と雲は少なくなっていく見込みです。

梅雨前線の北側の薄雲が作り出す

「ハロ」は、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっているときに、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。

通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。

今朝は九州の南から伊豆諸島南部付近に梅雨前線があり、太平洋側の地域には前線の北側の雲が広がっています。前線により近い九州南部などでは雲が厚いものの、東海や関西などは薄雲が主体です。今後、前線は少しずつ南下傾向で、午後にかけては日本海側に近い地域ほど薄雲も取れてくるとみています。


関東付近はシアーライン(風の流れが変化する境界線)に伴う低い雲が多く、午後もすっきりしない天気が続く見込みです。弱い雨も降りやすいため、外出の際は折りたたみの傘があると良さそうです。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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