2025/05/15 15:00 ウェザーニュース
【 この先のポイント 】
・週末は各地で雨 来週も前線が停滞
・来週は沖縄や奄美で梅雨入りの可能性
・広く25℃以上の夏日 蒸し暑く
明日16日(金)頃からは本州南岸に前線が停滞して梅雨のような天気が続きます。気温は平年並かやや高めで、北海道でも25℃以上の夏日になる見込みです。
週末以降、本州の南岸付近に前線が停滞する傾向で、西日本や東日本では雨の降りやすい日が多くなります。太平洋側の地域ほどスッキリしない天気が続、梅雨の走りのような天気となりそうです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、局地的に強い雨や大雨となる可能性もあります。ただ、前線の動向は不確実性が高く、前線の停滞する位置次第で天気傾向が大きく変わるため、最新の予報を随時ご確認ください。
北日本も週末は気圧の谷が通過する影響で、曇りや雨のすっきりしない空となります。
平年の梅雨入りの時期は、沖縄では5月10日頃、鹿児島県の奄美地方では5月12日頃となっているので、今年の梅雨入りは平年よりも遅くなりました。
来週は前線が近づく日が多く、そのタイミングで梅雨入りが発表されるかもしれません。
本格的な雨のシーズンが始まる前に、洗濯や雨への備えなど、日差しの有効活用をすることをおすすめします。
この先は、気温が平年並みから高めになる日が多い予想です。特に北海道では明日にかけて最高気温が25℃前後の日が続く予想で、季節先取りの暑さとなります。
西日本や東日本では、この時期らしく25℃以上の夏日が多くなる予想です。日差しが届くと30℃前後まで気温が上がる可能性もあります。これまでの空気の乾いたカラッとした暑さから、湿度の高い蒸し暑さへと変わっていきます。屋外での活動の際は熱中症に注意が必要です。
まだ暑さになれていない時期ですので、農作業やスポーツの際には水分補給をこまめに行い、脱水症や熱中症の予防を心がけてください。