
4月に新入社員を見かけたオムニウッチー(@omni_uttii821)さんは、自分が新社会人だった25年前を思い出していた。「早めに出社して机を拭く」「お茶を入れる」「資料を人数分コピーする」などは女性社員がやることが慣習だった時代。今思えば、コンプライアンス違反だらけだったという『あの頃は…』を紹介するとともにオムニウッチーさんに話を聞く。
■タバコの煙が充満した職場、お茶汲み、コピー、セクハラなどなど、今ではあり得ないことがたくさんあった
『あの頃は』02 / 画像提供:オムニウッチー(@omni_uttii821)
『あの頃は』03 / 画像提供:オムニウッチー(@omni_uttii821)
『あの頃は』04 / 画像提供:オムニウッチー(@omni_uttii821)
『あの頃は』05 / 画像提供:オムニウッチー(@omni_uttii821)
『あの頃は』08 / 画像提供:オムニウッチー(@omni_uttii821)
4月、新社会人をみかけて、オムニウッチーさんは25年前の新社会人時代を思い出す。当時はまだ女性社員がお茶汲み、コピー、電話番などの雑務をするのが当たり前だった。今では喫煙室を探すのも一苦労だけれど、当時は社内で喫煙が当たり前。タバコの煙が充満したフロアで働いていた。
オムニウッチーさんは事務職だったが、隔週土曜日はフル出勤で年間休日は84日。12月の最終週は休みなく大晦日前日まで勤務し、お正月休みはわずか4日。今の労働基準法において定められた最低限の休日日数よりもずっと少ない労働環境だった。
しかし、時代は就職氷河期。簡単に転職するわけにもいかず、いきなり触ってくる上司からのセクハラも耐えなければいけなかったなど、当時のあるあるを描く。「今考えたら恐ろしいけど、本当にこういうの日常茶飯事だった」「お菓子配りや飲み会のお酌もあった」など、同世代からのコメントも相次いだ。オムニウッチーさんも「今振り返ればあり得ないことばかりですが、当時はそれが当たり前だと思っていました。どの時代でも大変なことはあると思いますが、今はいろいろな働き方ができる時代。自分に合った仕事を探せるいい時代になったなぁ、と感じています」と話す。
平成世代の読者からは、「開いた口が塞がりません!こういう時代を生きてきた人と令和の新卒では、ジェネレーションギャップがあるのも仕方ないというか、もう時代のせいなので、埋められない溝だなと感じます」というコメントも。徐々に変化していった令和の社会で、新社会人も頑張ってほしいと本作のなかでエールを贈っている。
取材協力:オムニウッチー(@omni_uttii821)
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