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「婦人科はムリ…」でも泌尿器科なら行ける!? 泌尿器科医が描いた男たちのリアルな妊活ストーリーに反響の声【作者に訊いた】

  • 2025年6月15日
  • Walkerplus

 「男性不妊戯画」
「男性不妊戯画」 / 画像提供:サラリ医マン(@saraly_man)

結婚して2年が経過した夫婦。いまだに妊娠の兆しはない。妻のうさぎは、婦人科に検査に行き「1年経っても子どもができない場合は不妊ってことみたいなのよ」と話す。医師に夫の検査も勧められたことを伝えると「婦人科なんて居心地悪い!」と、検査に行きたがらない…。不妊は男性にも半分原因があるが行ってもらうのは容易ではなく、現役医師であるサラリ医マン( @saraly_man)さんは「もっと男性不妊への理解を深め、受診のハードルを下げたい」と漫画を制作。X(旧:Twitter)に投稿すると2.3万の反響を集めた「男性不妊戯画」を紹介するとともに、制作の経緯やこだわりについて話を聞いた。



■ プライドも不安もぜんぶOK!でも2人のことだからちょっとだけ協力してみてほしい
【漫画】「男性不妊戯画」を読む
【漫画】「男性不妊戯画」を読む / 画像提供:サラリ医マン(@saraly_man)


男性不妊戯画 第一巻(3)
男性不妊戯画 第一巻(3) / 画像提供:サラリ医マン(@saraly_man)


「不妊の原因の半分は男性にもある」。この事実を知っている人は、まだまだ少ない。妻のウサギが婦人科で検査を受け、大きな問題がないことがわかったとき、夫のカエルに検査を促した。でも返ってきたのは「俺は元気だし、ストレスもない」という言葉で、まるで自分には関係ないと言わんばかりだった。

本作、「男性不妊戯画」を描いたのは、現役の泌尿器科医・サラリ医マンさん。漫画を描いた目的は男性不妊への理解を深め、受診のハードルを下げるためだそうだ。「1人で悩んでいる方、知識を手に入れる方法がない方に対して、情報を得てほしい」と語ってくれた。

妊活情報の多くは女性目線で語られている。また、堅苦しい公的資料や、男性が悪者にされがちなストーリーでは、当事者意識は生まれにくい。自身も妊活の経験があり、女性が多いところに男性が一人で行くことの居心地の悪さは自分も感じていたというサラリ医マンさん。「『あなたのプライドや気持ちもわかる。でも、まあちょっと協力しましょうよ』がスタンスです」と語るサラリ医マンさんの描く漫画には「男性の気持ちにも寄り添う視点」が込められている。

大切な誰かのために、そして自分自身のために…「知らなかった」で終わらせないために、ぜひこの作品を読んでみてほしい。




取材協力:サラリ医マン(@saraly_man)
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