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細田守監督4年ぶり新作!父を殺された王女の復讐劇『果てしなきスカーレット』原作小説が10月24日発売決定

  • 2025年6月2日
  • Walkerplus

2025年11月21日(金)公開予定の細田守監督最新作『果てしなきスカーレット』の原作小説が2025年10月24日(金)に角川文庫より発売決定し、原作特設サイトもオープンした。
スタジオ地図が贈る細田守監督最新作『果てしなきスカーレット』
スタジオ地図が贈る細田守監督最新作『果てしなきスカーレット』


■監督自らが紡ぐ原作小説、ついに発売決定!
『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『バケモノの子』(2015)、『未来のミライ』(2018)、『竜とそばかすの姫』(2021)。日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきた細田守監督。前作から4年の歳月を経て贈る新作映画『果てしなきスカーレット』の原作小説を、監督自らが書き下ろした。

物語の舞台は「死者の国」。父を殺され、復讐に失敗した王女・スカーレットが目を覚ます狂気に満ちた世界だ。宿敵に復讐を果たし、「見果てぬ場所」に辿り着かなければ、〈虚無〉となって存在が消えてしまう。果てしなき旅路の先に、スカーレットは生きる道を見出せるのか——。

角川文庫版(748円)に加え、すべての漢字にふりがなが付いた角川つばさ文庫の児童文庫版も同時発売予定で、幅広い世代が楽しめる。

■「世界は安心できる場所ではない」監督が語る創作の原点
インタビューで細田監督は、作品誕生の背景について明かしている。2021年のコロナ禍、『竜とそばかすの姫』のプロモーションで海外を回りながら次作の構想を練っていた監督。2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻が起こった際、「世の中の雰囲気がカチッと切り替わった感覚があった」と振り返る。「この世界は安心できる場所ではないのではないか、その中でどうやって生き延びていくのか……それが世界中で関心ごとになっているのではないか」という思いが、『果てしなきスカーレット』の土台になったという。

また、学生時代にダンテの『神曲』を読んだ際の印象も作品に大きな影響を与えた。「死者の国では時代を超えた人々が出会える、という要素にワクワクした」と語り、「本来だったら出会えない人と出会うという、映画としての面白味がある」と期待を込める。

制作過程ではヨルダンへのロケハンも敢行。砂漠や荒野の風景が、死者の国という異世界的な舞台設定に活かされているのも見どころだ。なお、このインタビューは角川文庫夏フェア2025の小冊子にも掲載される。
インタビューは角川文庫夏フェア2025の小冊子に掲載予定
インタビューは角川文庫夏フェア2025の小冊子に掲載予定


■「カドブン」特設サイトではプレゼントキャンペーンなども実施予定
原作発売の情報解禁に合わせ、KADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」にて原作特設サイトがオープン。新作『果てしなきスカーレット』の書籍情報に加え、これまでの細田守監督作品の関連書籍情報も充実している。サイトでは今後、プレゼントキャンペーンや特集記事、試し読み企画なども更新予定なのでお楽しみに。

『時をかける少女』から19年——これまでの細田作品とは一線を画す壮大なスケールの物語が描かれる『果てしなきスカーレット』。舞台となる“死者の国”や復讐心に燃えるスカーレットのカットが満載の映画特報映像も既に解禁されており、映像表現への期待も高まるばかり。まずは原作小説で、スカーレットの旅路を体験してみてはいかがだろう。


『果てしなきスカーレット』作品概要
原作・脚本・監督: 細田守(『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』『竜とそばかすの姫』)
企画・制作:スタジオ地図
公開日:2025年11月21日(金)公開
(C)2025 スタジオ地図

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