
同期から退職する話を聞くペン助 01 / 画像提供:ザバックさん
駅員を経験したザバック(@theback_blog)さんは、X(旧Twitter)やブログにて駅員を主人公にした漫画などを中心に公開している話題の漫画家。駅員のあるあるをテーマに描き、駅員の日常が垣間見られる作品がそろう。今回は、ブログに投稿された『100日後に辞める駅員さん』の中から同期の退職に関するエピソード漫画を紹介するとともに、作者に鉄道会社を退職される理由などについても話を聞いた。
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ある日、喫茶店で同期のトリタくんとお茶をしていたペン助。トリタくんに近況を伺うと、なんと昨日会社に退職届を提出したと言うではないか!?どうやら数週間前から寝られない日が続いて、もう耐えられないと感じたようだ。
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ペン助は「原因はなんなの?泊まり勤務がきついとか?」と聞いてみると、トリタくんは「違うさ…人間関係だよ」と涙を流しながら話す。職場に厳しい先輩がいて、胸ぐらをつかまれたり物を投げられたりするとのことだ。
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同期で退職することが申し訳なく「ごめんよ…」とペン助に謝るトリタくん。その話を聞いて、何とも言えない気持ちになるペン助であった。
――本作のように同じ職場の人が退職するとき、ザバックさんのお気持ちをお聞かせください。
先輩や後輩、新人や上司などいろんな人が辞めていきましたが、同期が辞めるときが一番寂しい気持ちになりますね。でも数年後に同期が半分以上いなくなってたときは、誰かが辞めることに違和感はなかったです。「あー辞めるのが普通か…」という感覚になっていました。
――鉄道会社を退職される理由はいろいろあると思いますが、人間関係が原因で退職する人は多いのでしょうか?
「給料が安い」「年間休日が少ない」「泊まり勤務で体を壊した」という理由も多いですが、やはり一番は「人間関係」です。閉鎖的な駅の中で嫌な人と24時間はたぶん地獄だと思いますよ(笑)。
長年同じ会社に勤務していると、誰かが退職することが普通に感じてくるようだ。ブログやSNSでは、そのほかの駅員漫画がいくつも投稿されている。駅員の仕事や鉄道などに興味がある方は、この機会にぜひ読んでみて!
取材協力:ザバック(@theback_blog)
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