
支払方法を聞かれてキレる客 / 画像提供:狸谷(@akatsuki405)
数年前から電子マネーでの買い物が普及し始め、今では財布を持たないキャッシュレス派も増加。しかし、その決済方法もクレジットカード・電子マネー、ポイントカードとさまざまあり、混乱している人もいるようだ。そんな最近のスーパーあるあるを描いた狸谷(@akatsuki405)さんの「余計な補足」がSNSで注目を集めている。
■結局、決済方法は何!?レジ現場が直面する”キャッシュレス混乱”
1 / 画像提供:狸谷(@akatsuki405)
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スーパーで日々起こる予想外の出来事を描いた狸谷さんの漫画がSNSで話題となり、書籍「チェッカー鳥海さん、レジまでお願いします」として出版された。作中では、会計前の商品を開封して食べてしまう子供や、「いつものやつ」と曖昧な注文をする常連客など、ユニークでリアルな珍客たちが描かれている。
今回紹介するお話は、電子マネーをめぐる混乱劇を描いた「余計な補足」である。
ある客が「電子マネーで」とカードを差し出したため、チェッカーが設定を変更したところ、客はカードをキャッシュカード用の挿入口に差し込もうとした。チェッカーが「電子マネーをご利用でしたら上にかざしてください」と案内すると、客は「じゃあ一括で」と言い出し、さらに「5600ポイントあるからそれ使ってよ」と追加する。支払い方法はクレジットか電子マネーか、それともポイント決済なのか、混乱したチェッカーが再度確認すると「電子マネーって言ってるでしょ!」と怒鳴られてしまった。
作者の狸谷さんによれば「世の中には1つのカードでクレジット、電子マネー、ポイントが一緒になってるカードがありますので、たまにこのようなことが起きます」とのこと。確かに、利用者がそれぞれの決済手段を正しく把握していないケースも多く見受けられる。また、決済方法を確認する際に「いちいちうるさいな!見てわかんない?電子マネーだよ!時間ないから早くしなさいよ!!」と怒鳴られることも少なくないという。
キャッシュレス決済が普及している一方で、チェッカーは複雑化した対応を強いられている。
スムーズな会計のためには、利用者の理解と協力が不可欠である。
取材協力:狸谷(@akatsuki405)
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