何となく感じる気配にヒヤっ!?読み進めるうち連鎖していくリアルホラーに身の毛がよだつ!【作者インタビュー】

  • 2025年4月21日
  • Walkerplus

いつも気配を感じて外を眺めていたバイトの女の子
いつも気配を感じて外を眺めていたバイトの女の子 / 画像提供:マルオ(@f90c89d79366434)

1人暮らしをしていると「誰かに見られている気がする」「人の気配を感じる」という経験はないだろうか?例えばシャワーを浴びている時など見えない分、何となく感じる気配に“ゾッ“としてしまう…そんな実話のようなマルオ (@f90c89d79366434)さんの「怖い話を聞かせてください」を紹介しよう。

X(旧Twitter)で怖い話を投稿しているマルオさん。本作「怖い話を聞かせてください」は、短編集として成立したホラー漫画だが、読み進めていくと「ここで繋がっていくのか!」と話が交差し、続きが気になる作品だ。そこでマルオさんに本作の制作秘話について伺った。

■ひとつずつのストーリーがやがて繋がる!?予想できない展開
【漫画】リアルな怖い話を集めていた漫画家が消えた!?連鎖する恐怖とは?
【漫画】リアルな怖い話を集めていた漫画家が消えた!?連鎖する恐怖とは? / 画像提供:マルオ(@f90c89d79366434)

漫画家のアシスタントに入った女の子はいつも気配を感じて外を眺めていた
漫画家のアシスタントに入った女の子はいつも気配を感じて外を眺めていた / 画像提供:マルオ(@f90c89d79366434)

怖い話を聞かせてください第1話(4)
怖い話を聞かせてください第1話(4) / 画像提供:マルオ(@f90c89d79366434)

本作「怖い話を聞かせてください」では、リアルな話が多く、実話かと思いきや基本的にフィクションで、元になる体験談がある作品もあるという。ホラーのネタが閃く瞬間を聞くと「やはり、自分が怖いと思った出来事が元になることが多いです。実体験もそうですが、人から聞いたり本を読んだりしてゾクッとしたとき漫画になったらどんな話になるか想像をよくします」と教えてくれた。

ホラー漫画を描くものの霊感は全くないというマルオさんは、人一倍怖がりでお化け屋敷やホラーゲームは大の苦手だという。恐怖映画も耳をふさぎながら観るほどだが、なぜかホラーが好きで描いているそうだ。

元々短いページで単発の怖い話を描いていたというマルオさん。「1つの話だけで終わらずに、他の話と繋がりがあると想像する余地があっておもしろいかなぁと思い、今回挑戦してみました。『パルプ・フィクション』みたいになったらいいなぁ…とぼんやり考えながら描いています」と、読み進めると1作ずつが繋がっていく構成の裏側も教えてくれた。

本作のこだわったポイントとしては「各話がどう繋がっているのか想像すると楽しい…かな?と思います」と語る。

最初は、誰かに見られている気配を感じていた女の子の話。そして、リアルな怖い体験を集めていた漫画家の「東さん」がキーマンとなって物語が進んでいく。関わっていく人間に何かが起きていくという不思議な連鎖型ホラーがおもしろい構成なのもポイント。「過去のを辿ったら…まさかここまで続いてたとは」「東先生何をしたんだ」と、ただ怖いだけでは終わらない展開に今後が見逃せない。

取材協力:マルオ (@f90c89d79366434)

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