
死んだ猫が現れた理由に読者は涙が止まらない! / 画像提供:めぐお(@8MEGUO8)
子どものころに飼っていた愛猫グレは、突然発作を起こして死んでしまった。共働きで両親がいないなか、突然のグレの発作に優は怖くて逃げ出してしまう。「あのとき、病院に連れて行っていれば…」後悔の念が消えないペットロスを描いた、めぐお(@8MEGUO8)さんの創作漫画「死んだ飼い猫と再会した後ろ暗い飼い主の話」を紹介しよう。本作は、ペットが亡くなってしまった後悔を抱く飼い主たちから「同じ経験をして、今も後悔している」「救われた」「涙が止まらない」などの声が届いている。
■読者からは「救われた」「涙が止まらない」などの声が多数!
【漫画】死んだ飼い猫と再会した後ろ暗い飼い主の話1 / 画像提供:めぐお(@8MEGUO8)
死んだ飼い猫と再会した後ろ暗い飼い主の話2 / 画像提供:めぐお(@8MEGUO8)
死んだ飼い猫と再会した後ろ暗い飼い主の話3 / 画像提供:めぐお(@8MEGUO8)
作者のめぐおさんは二次創作が好きで、オリジナル作品にも挑戦したいと思い漫画を描き始めたそうだ。創作漫画の内容に悩んでいた際、担当編集者と賞に応募する作品を制作する中で、「自分の体験に近いエピソードなら描けるかも…」と思い、本作「死んだ飼い猫と再会した後ろ暗い飼い主の話」を描くきっかけになったと教えてくれた。作品内では伏せているが、「人に話せないような後悔を抱えている人がいるかもしれない」という思いが執筆に至ったと話す、めぐおさん。「こうであってほしいというエゴでもある、願望的な作品です」と明かしてくれた。
ペットロスで後悔する人の心情に寄り添う本作には、めぐおさん自身の体験も込められているという。幼少期から保護猫と暮らしているめぐおさんは「いろんな子たちへの思いを凝縮して描きました」と話す。作中に登場するグレは、小学生の頃に拾って18歳で亡くなった猫がモデルで、めぐおさんが落ち込んだときには寄り添ってくれるような、賢くて心優しい子だったという。
ラストの伏線回収までのこだわりについて話を聞いてみると、めぐおさんは「『大好きな猫が自分を恨んでいるかも…』というのは『間違ってるかもしれないよ』ということを伝えたかったので、主人公の罪悪感がラストで報われるよう、話の流れにこだわりました」と明かしてくれた。
本作に「涙腺崩壊」「感動した」などの感想が多く寄せられていることについて、めぐおさんは「とてもうれしかったです。とくに似たような経験をした方が『報われた』と仰ってくださったときに『描いてよかった〜』と思いました」と語った。
取材協力:めぐお(@8MEGUO8)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。