
アメリカでは珍しい自販機を見かけたので、友人の分までおごろうとしたのだが…!?
アメリカは、自販機の数が日本に比べて少ない。さらに、治安が悪い地域にはほぼなく、ほとんどが屋内に設置されているのだ。現在カルフォルニア州のロサンゼルスに在住しているkasutera(@kasutera5)さんは、アクターとして活躍中で英語と日本語両方の声優の仕事もこなしている。そんなkasuteraさんが投稿したアメリカの自販機に関するあるある漫画には、日本でも昭和の時代に多発していた事象が描かれていて、その時代を知っている者にとっては懐かしくて思わず笑ってしまう。しかし、アメリカでは現在も日常的に起こっており、立て続けに起こると笑えない現象のようで…!この自販機エピソードについてkasuteraさんに話を聞いてみた。
■自販機が珍しい!?アメリカならではの自販機事情とは
日本ではごく当たり前のようにある自販機だが、アメリカでは数が圧倒的に少ないらしい / kasutera(@kasutera5)
お金を入れたあと、欲しい商品の数字を入力して選ぶ / kasutera(@kasutera5)
自販機_P03 / kasutera(@kasutera5)
「日本のようにあちこちに、なんなら路地裏にまで自販機を設置した日には速攻破壊されて中身を奪われると思います」とリアル怖いエピソードをさらっと話してくれた作者のkasuteraさん。自身がカルフォルニア州のロサンゼルスに在住していることもあり、アメリカならではのあるあるや仰天エピソードを漫画にし、SNSで紹介している。
アメリカでは治安の問題からか屋外では全くと言っていいほど見かけないという自販機は、kasuteraさんが「体感で100分の1、下手するともっと少ない」と語るほど、日本と比べて設置率はかなり少ないとみえる。本作は「珍しく見つけた自販機でジュースを買おうとしたら出てこない!?」という思わず「昭和か!」と突っ込みたくなるエピソード。しかしこの現象、別に日常茶飯事というわけではないらしく、対処法としては「ない」としながらも「でもとりあえず叩きます。イライラも乗せて(笑)」と教えてくれたkasuteraさん。理解のできない機械の不調に対して行う対処は意外と世界共通なのかも…?
日本では、ラーメンやケーキ、さらには化粧品や仏像の自販機まで登場するほどにディープな自販機の世界。それほど種類はないものの、アメリカでも飲み物以外の自販機は割とあるのだそう。しかし「国民の肥満率上昇に伴って、学校内に設置する自販機で販売する菓子や飲料に、カロリーや脂質の量の制限をかけた州もあります」とkasuteraさんは最後にアメリカならではの裏話を教えてくれた。
kasuteraさんのSNSでは本作以外の異文化仰天エピソードが多数紹介されているので、気になる方はぜひチェックしてみてほしい。
取材協力:kasutera(@kasutera5)