保育園からの呼び出し、途中退勤…育休復帰したけどつらい…!ワーママへのメッセージ漫画が心に刺さる【作者に聞く】

  • 2025年5月21日
  • Walkerplus

この春から、子どもを保育園に預けて育休から復帰した人たちも多いのではないだろうか?育休復帰から1~2カ月が経過し、いろいろな予期せぬ出来事が起こっただろう。保育園からの呼び出しが想定よりはるかに多かったり、途中退勤することへの後ろめたさを感じたり、仕事の感覚や遅れを取り戻すのが想像以上に大変だったり…過度に集中して精神がヘトヘトになっていないだろうか?そんなワーママたちへ宛てた「お元気ですか?」から始まる漫画が心に刺さるので紹介したい。

「え?なんで?」「また?」と親もつらいが、子どももつらい…
「え?なんで?」「また?」と親もつらいが、子どももつらい… / みみたぶタレ代(@MimitabuTareyo)


この漫画を描いたのは、現役会社員として共働きし、まだ小さい3人の育児に奮闘しているみみたぶタレ代(@MimitabuTareyo)さんだ。みみたぶタレ代さんの一家は、どちらの両親も遠方に住んでいるため、実家の援助を受けることができない。そんな中で3人の子どもの出産、育児、育休復帰を繰り返し、体力的にも精神的にもヘトヘトな毎日を過ごしているが、「それで大丈夫」だと彼女は言い、「ちょっぴりつらい思いをしている育休復帰者へ」の思いを込めた漫画を描いた。
赤ちゃん言葉が脳に台頭し、ビジネス用語が頭の奥底に!?
赤ちゃん言葉が脳に台頭し、ビジネス用語が頭の奥底に!? / みみたぶタレ代(@MimitabuTareyo)


みみたぶタレ代さんは0歳児の欠席日数の平均が20日前後という噂を聞き、「え?みんなそんなもんなの?」と思ったという。みみたぶタレ代さんに詳しく話を聞いてみた。

――「え?そんなもんなの?」という感想ということは、みみたぶタレ代さんはもっと多かったのでしょうか?

はい。「うちは20日なんてもんじゃすまなかったぞ…?」と驚きました。そこで長男が0歳児だったころの実績をあらためて出してみたんです。すると、なんと年に75日も保育園を欠席なり早退なりしていたという数値となりました。

――個人差があるとはいえ、3.8倍も上回るとは驚きですね!そこでみみたぶタレ代さんはご自身で調査を実施してみたんですよね?
みみたぶタレ代さんが独自に460人へアンケートを取った調査結果がこちら!
みみたぶタレ代さんが独自に460人へアンケートを取った調査結果がこちら! / みみたぶタレ代(@MimitabuTareyo)


はい。当時のTwitter(現X)のアンケート機能を活用して、独自で調査を実施してみました!460人に調査を行った結果は、0歳児の平均年間病欠日数は19.3日で全体の約45%が20日以内ということでした。しかし同時に、全体の約20%はうちの子と同じく60日以上も欠席するという層が占めた結果も出ました。つまりは、“THE 個人差”ということです。単純に平均日数前後と考えるのではなく、自分の子どもがどのパターンに当てはまるかは完全に運のようです。

みみたぶタレ代さん夫婦の場合は、年75日とはいえ、旦那さんが育児に積極的に加担し折半で対応したため、親ひとりあたり月2~3日の半休・有休取得でほとんどまかなえたそう。年間80日休む人と20日以下の休みですむ人とでは、どうしても職場からの印象は異なるので、夫婦2人で助け合って、80日休むところをそれぞれ40日ずつ受け持ったり、60日休むところを30日ずつ受け持ったりすることは必要不可欠といえよう。
事前に夫婦で話し合い、病欠した際の対策表も作成していたという。遠方に住む祖父母を頼る「親召還」は奥の手だったとか!
事前に夫婦で話し合い、病欠した際の対策表も作成していたという。遠方に住む祖父母を頼る「親召還」は奥の手だったとか! / みみたぶタレ代(@MimitabuTareyo)


これから夏になると、手足口病にかかる子どもも増えてくる時期となる。これまで病欠が少なかった子どものパパママも、急な病欠の際の対応策を話し合っていたほうがいいだろう。

みみたぶタレ代さんのブログ「とある共働き夫婦のワークライフバランス戦記」では、ほかにも妊娠時の職場への報告や、実家や義実家への報告タイミングや注意点、就業中のつわり対策なども細かくまとめられている。とても参考になるので、ぜひ読んでみて!


画像提供:みみたぶタレ代(@MimitabuTareyo)

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