半年の休職後→ついに会社を「辞めるか、復職するか」決める時… うつ病で会社を辞めて絵本作家になったワケ【作者に聞いた】

  • 2024年11月16日
  • Walkerplus


SNSでメンタルや生きづらさを題材にしたイラストと言葉を発信しているなおにゃんさん(@naonyan_naonyan)。うつ病と適応障害で会社を休職した経験があり、当時は「うつになって恥ずかしい。逃げるようで情けない」と感じていたものの、今では「休職して本当に良かった」と心から思っているそう。

コミックエッセイ「うつ逃げ~うつになったので全力で逃げてみた話~」は、そんななおにゃんさんの実体験をベースに描いた作品。病気から、会社から、果ては日本からも全力で逃げた1年間をお届けする。



■悩みに悩んで会社を辞めたなおにゃんさん。さらなる挑戦が続く…?
うつ逃げ18 1/15
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うつ逃げ18 2/15
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うつ逃げ18 3/15
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半年間の休職期間が終わり、ついに会社を辞めるのか復職するのかを決める時が来たなおにゃんさん。カフェで行われた面談の様子について尋ねると「面談は、1時間くらいだったと思います。でも、あまりに気まずくて、はやく終わってほしいと思う時間だったので、体感では6時間くらいあったように感じました…(笑)」と話してくれた。

なおにゃんさんがなかなか決断ができなかった理由には「安定した収入がなくなるという怖さ」があったと話す。新卒で入ったという執着のような気持ち、簡単に手放していいものなのかという強い思いから、面談同日まで決断できなかったのだ。しかし面接後は「自分は会社にとってお荷物なんだな」と、なんとなく悟ったという。

会社を辞め、絵本作家になろうと決意を固めたなおにゃんさん。出版社への持ち込みは厳しいとわかったため、まずは以前仕事をしたことがある絵本作家に共同制作の相談をしてみたのだという。しかしそこで言われたのは、「せっかくだから自分で絵も描いてみたら?」という予想外のアドバイスだった。

今までちゃんとした絵を描いたことがなく、「自分には到底無理だ」と思っていた絵を描くということ。なおにゃんさんはこのときのことを振り返り「自分にはできないという思いが強かったけど、やってみると意外とできることもあるので、試しにやってみるのって大事だなと学びました」と話してくれた。

新たな挑戦が続くなおにゃんさん、今後の展開が楽しみである。



取材協力:なおにゃん(@naonyan_naonyan)

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